Sayaの星占い（しし座）／2023年9月〜2月の運勢【古いルールと変化への予兆】

しし座／2023年9月〜2月の運勢

古いルールと変化への予兆。大変ななかにも楽しんで

3月24日に「人間関係」の部屋に入った変容の星・冥王星は、6月11日に「ルーティンワークや日常生活」の部屋に戻ってきました。2023年後半は、この15年の仕上げのような時期。古いルールが残る組織に在籍しているなど、思いどおりにならないことも多いなかで、自分らしくありたいともがく夏でもあったのでは。と言うのは、しし座さんの頭上では愛と美の星・金星が「逆行」していたからです。

9月4日に金星が「順行」すると、現実化とルールの星・土星以遠の天体や、思考や伝達の星・水星が「逆行」しているので、経済的な不安、自立への不安は感じつつも、あなたの心はポジティヴに。ただ、この日からは「キャリアやライフワーク」の部屋で拡大と保護の星・木星が「逆行」をスタートします。この部屋では自立や変革の星・天王星も「逆行」を始めているので、チャンスに応えなくてはいけないと、人生やキャリアの正念場の覚悟という人も。9月16日の水星「順行」を経て、経済的な心配ごとは落ち着いていきそうです。

10月11日の冥王星の「順行」後、12日に行動や戦いの星・火星が、22日に水星が、24日に守護星の太陽が「居場所」の部屋へ。自分の所属する場所への愛や献身、忠誠心が高まるなか、15日に「環境や伝達」の部屋で「食」もあるので、チームの雰囲気も一新。また29日の「キャリアやライフワーク」の部屋の「食」をきっかけに転職を考える人もいそう。

11月4日の土星の「順行」後、11月10日に水星が、22日に太陽が、24日に火星が「恋愛や創造、子ども」の部屋へ。この頃は、飲んだり騒いだりしてストレス発散を。12月6日に境界を溶かす星・海王星も「順行」し、不安感が落ち着くなか、12月13日に水星が「逆行」。水星は、「逆行」したまま、23日に「恋愛や創造、子ども」の部屋に戻りますし、30日には金星もこの部屋へ。恋する気分が盛り上がったり、新しくやりたいことに夢中になったりする年末に。ただし、仕事の慌ただしさは年末ギリギリまで続きそうです。

2024年1月2日には水星が「順行」し、4日に火星が、14日に水星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋へ入ると、ここには冥王星と守護星の太陽があるので、仕事のプレッシャーは重く感じられるでしょう。ただ20日に太陽が、21日に冥王星が「人間関係」の部屋に入ると、関わる人たちのニーズも様変わり。26日にはしし座で満月があり、あなたの気持ちも定まってきそう。2月5日に水星が、13日に火星が、17日に金星がこの部屋に入ると、関わる人たちの変容があり、それに巻き込まれることが増えていきそう。さまざまな人とつながることで、あなたの価値観も変わっていく。変化の波が思いがけないものであっても、リスクすら楽しむような、そんなダイナミックさが感じられる新年です。

占い・文／Saya

アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。