【そのストレッチ二の腕にちゃんと効いてる!?】きちんと効かせるための「二の腕の正しいねじり方」
さまざまなエクササイズにトライしてみるものの、なかなか引き締まらない二の腕。エクササイズをしているのに「逆に太くなった?」と感じている人もいるのでは。簡単なのにきちんと効果を実感できる「二の腕ねじりの正しい方法」を解説します。
どうして二の腕はたるみやすいの?
筋肉が冷えてむくんでいるから
二の腕は全身の中でもたるみやすい筋肉です。その理由は、二の腕は動かす機会が少なく、筋肉が冷えてむくみやすくなっているから。そうなると見た目に腕が太くなったように感じるだけでなく、冷えた筋肉の周りにはさらに脂肪がつきやすくなります。
【解決法】
普段から意識して二の腕のストレッチをする、湯船にゆったりと浸かって血流を良くする、などが二の腕痩せに有効です。
姿勢が悪いから
腕を引き締めるトレーニングを頑張っているのに逆に太くなっている気がする、という人もいるかもしれません。それは不良姿勢による可能性が高いです。巻き肩や猫背姿勢を改善しないままで運動すると、二の腕の筋肉にあまり効かせることができません。
【解決法】
ストレッチや運動をする時は、引き締めたい部位だけでなく、全身の姿勢にも注意しながら行いましょう。
腕の二つの筋肉を鍛えよう
腕まわりにはいくつかの筋肉がありますが、今回は二の腕の筋肉(上腕三頭筋)に加えて、力こぶの筋肉(上腕二頭筋)も意識して運動をします。これら二つの筋肉は、セットになってひじの曲げ伸ばし動作に関与します。上腕三頭筋はたるみやすい筋肉なのに対し、上腕二頭筋は日常の中で力を入れて使うことが多いので硬くなりやすい筋肉です。
二の腕ツイスト運動
椅子に座り、両腕を真横に広げて手の平を正面に向けます。(立った姿勢でも行ってもOK)
(1) 息を吐きながら肩を前に回して腕をねじります。この時、手のひらは親指が下向きになり背面に動きます。
(2) 息を吸いながら肩を後ろに回して腕をねじります。この時、手の平は親指が上向きになり天井に動きます。
この二つの動作をゆっくり10回ほど繰り返します。腕をねじる時は付け根からねじることがポイントです!
【ポイント】この運動は片腕ずつ行っても大丈夫です。余裕があれば両腕を肩の高さまで上げて行うと、より効果が高まります。
【ポイント】運動中は猫背にならないことと、手首だけをねじって動かさないこと、を気をつけてください。
動きの詳細は以下動画からも確認いただけます。
AUTHOR
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く