ヌードヨガ、怖がらないで!不安を解消し、新しい癒しを体験しよう

 ヌードヨガ、怖がらないで!不安を解消し、新しい癒しを体験しよう
YJ AUS
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4.体のことで恥ずかしく感じること

女性の抱くよくある恐れは、この部屋の中で自分がいちばん「太っている」、「醜い」、「年を取っている」、「えくぼが深い」女性になってしまうのではないかという考えだ。彼女たちは、自分が「同じではない」、「ひとりだけおかしい」ということになってしまうのではないかと恐れている。あるいは自分のシワ、毛、ボディライン、巻き毛、セルライト、垂れたおっぱい、女性器等々が、他の皆に対して見世物のように並べられることを恐れている。ある程度までは、ショーめいたところもあるのだが、そこで人々に見せているのはいったい何なのかというと、私たちの誰もが不完全な存在であり、誰もが欠点を持っているということなのだ。そこにあるのは、メディアで目にするような女性の体ではない。これこそが私たちが本当に見る必要のあるものなのだ。私のクラスにはモデル業の女性も来るが、彼女たちでさえ自分の体に自信がなく不安を感じている。ときには、そのクラスの部屋にいる他のどの女性たちより強い不安感を抱いていることもあるほどだ。

あなたは色々な体を目にする。小さなおっぱい、大きなおっぱい、平らなおなか、丸いおなか、毛の多いヴァギナ、毛のないヴァギナ。そのすべてが美しく見える。そのことが、自分の体にたいして抱いている恥ずかしさの感覚を癒してくれるのだ。ワークショップのなかでもいちばん強く心を動かされるパートのひとつが、自分の体のイメージと、体に対して抱いている恥の感覚をクラスの参加者と分かち合うパート。女性たちが自分の体に感じているストーリーを聞くとき、自分はひとりではないのだ、不完全さは当たり前のことだ、と気づくことになる。そして、他の人が自分の体をどう思うか、あまり気にしなくなるのだ。

5.自分のコンフォートゾーンから踏み出る


信じられないかもしれないが、ほとんどの人は変化を好まず、自分が成長しなければならなくなると分かっている経験に対しては抵抗を示すものである。ネイキッドヨガのような勇気のいることを何かやるということは、自分のコンフォートゾーン(安全領域)から出てじっさいに何かをやってみなければならなくなるということを意味している。それは、自分の抱いている恐れを打ち破って、世界のなかでどのように「存在する」のか、その新しい「あり方」に踏み入る第一歩だ。自分のコンフォートゾーンの外に出るのは怖い。だって知らない場所なのだから。だが、このような場所のなかでこそ、私たちは自分の強さを呼び覚まし、自分の光を見出す。そして、これまで身につけた古いバリアーを打ち破ることになるのだ。

ヌードヨガは単に裸になってヨガをするというだけではない(これはこれで素晴らしい体験だ!)。むしろ変化を促すものであり、自らへの愛の形を変容させるものなのだ。ときに、私たちは、自分が自分自身に対してどう感じるか、その感じ方を変えて、限界づけられた古い考えを変容させるために、思い切った経験を必要とする。

すべての女性は、ボディイメージにかんする問題を抱えており、見られること、ヴァルネラブルになることに恐れを抱いている。このワークショップは、こうした恐れを愛と勇気とに変える手段となってくれるはずだ。


本記事は、ヨガジャーナル オーストラリア版に掲載されている。オーストラリアに行った際に、是非とも体験してみては?
Rosie Rees:https://www.rosierees.com/workshops/

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Translated by Miyuki Hosoya
Article from yogajournal australia