「MAX体重は108kgだった」45kg減量に成功したジェシカ・シンプソンが今も続けていること
これまで何度もダイエットとリバウンドを繰り返してきたジェシカ・シンプソン。昨年半年かけて45キロのダイエットに成功。昨年4月には美しいビキニ姿をインスタグラムで披露して注目を集めた。
一番太っていたときには100キロを突破、108キロに達したという。ダイエットを達成したときには「自分がまたビキニ姿になれるとは思っていなかった。体がソファくらい巨大化していたから」と語っていた。「だからビキニになれたなんて信じられない。着てみるまではそれが目標だとも思っていなかった。きっとビキニになることを恐れていたんだと思う」。心ないフォロワーからは「どうせすぐにリバウンドする」というコメントも浮上していたけれど、今も体型をしっかりキープ。最近もインスタグラムにネオンカラーのビキニのセルフィーをアップした。昨年よりもスレンダーで、ファンからは「痩せすぎている」と心配の声が上がるほど。
リバウンドしないために彼女が続けていること
太っても痩せても難癖がつけてくるSNSに潜む問題はさておき、リバウンドしないようにこれまでのエクササイズと食生活を続けているそう。ダイエット中、ジェシカはトレーナーのハーレイ・パスターナックから歩くことを心がけるように指導されていた。運動が好きではなかったため彼女は1日6,000歩からスタート。そこから1日1万4,000歩まで増やしていった。
そして食事はパスターナックに指導されたリセットダイエットを継続。1日3食に2回のスナックを食べていいというダイエット方法だが、メニューはタンパク質と食物繊維、脂肪をバランスよく組み合わせたもの。スナックはタンパク質と食物繊維、もしくはタンパク質と脂肪の組み合わせで食べる。つまり脂肪はとってもいいけれど、炭水化物は控えめにするのがルール。またパスターナックは1日、2日食べすぎてしまってもそこで挫けないよう、ジェシカにアドバイスし続けたそう。「バースデーパーティの翌日デートがあったとする。2日続けて自分を甘やかしても、それはそれでいい」。その後すぐに元の生活に戻すこと、さらにそのとき「2日食べすぎた分、今日は食べない」と自分に厳しくしすぎないことが重要だと話す。「ダイエットが苦しくならないよう、それまでの生活から離れすぎないようにバランスをとるように」とアドバイスしている。
そして最後は健康的な睡眠。1日7時間きちんと眠るよう指導したとパスターナックは話す。「あまりにも多くの人が減量や体重管理における睡眠の大切さを理解していない」。上質の眠りを得るためにパスターナックがジェシカに指導したのは意外にも、毎日ベッドに入る前に、その日の課題をやり終えたとパスターナックに報告することだった。ジェシカはその日の歩数や食べたものなどをメールで送っていたそう。一見睡眠とは関係がなさそうだけれど、こうやって振り返ることで「達成感に満たされ安心して眠りにつくことができる」とパスターナックは話す。またこの習慣でメンタルも改造。自分で自分の体重や欲求をコントロールできているという意識が上がる、ダイエットや生活全般に対するモチベーションも高まったという。パスターナック曰く「彼女はこれまで何十年も自分の体が自分のものではないように感じてきたと言っていた。彼女はこの習慣で自分の体を取り戻すことができた。そして楽しみながら変えていった」。
自分で自分の体や習慣をコントロールする。その主体的なメンタリティが身についたからこそ今回はリバウンドせずに住んだ可能性が大。「今の自分がとても健康に、エネルギーに満ちているように感じる」と話すジェシカ。彼女のビキニ姿はポジティブなメンタリティがダイエットに欠かせないことを改めて教えてくれたと言えそう。
出典:
Jessica Simpson Shows Off 100-Lb. Weight Loss in Neon-Green Bikini
Jessica Simpson, 41, Shared A Bikini Photo On IG To Celebrate Her 100-Pound Weight Loss—Get Her Diet Plan Here
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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