禁酒を続けてきたベラ・ハディッドがバカンス先に"あえて"ラスベガスを選んだ理由
スーパーモデルとしてランウェイで活躍しているベラ・ハディッド。彼女が続ける「ソバー」とは?
「sober(ソバー)」とは「シラフ」を意味し、飲めるけれどあえてお酒を飲まないライフスタイル。彼女は2021年にお酒をやめる決意をしたそう。理由についてこう語っている。「もう十分飲んだと感じたの。私はお酒が大好きだった。お酒を飲むと自分をコントロールできないということに気がついて、夜に出かけるのをキャンセルするようになるくらいまで飲んでいた」。
「自分をコントロールできない」とは依存症ではなく不眠や不安感。「飲むとものすごい不安に襲われていた」「5年前に高校を卒業するときに自分が言ったひどい言葉を思い出して不安で夜中の3時に目が覚めたりしていた」。それが自分のメンタルに影響を及ぼすようになり「飲む必要を感じなくなった」。数杯飲んだだけでそのストレスに襲われることにうんざりしたと語っている。
ちなみにソバー5か月達成を祝い、ベラは友達やスタッフと一緒にバカンスへ出かけた。行き先に選んだのは、なんとラスベガス。ラスベガスといえば享楽の街。お酒が欠かせない場所だけれど、だからこそそこにいくことで自分にも周りにも「楽しむのにお酒は必要ない」ということを示したかったそう。「お酒を飲むのをやめたことで自分で自分をいたわれることに気がついた」と語っている。
セルフケアとしてあえて断酒にトライしてみる。そんなライフスタイルを始めることで新たな自分が発見できるかも。
出典:Bella Hadid Is Celebrating 5 Months Sober After Booze-Filled Nights Caused Her “Horrible Anxiety”
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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