パク・ミニョンが整形を堂々と告白した理由「過去も大切だけれど…」

 パク・ミニョンが整形を堂々と告白した理由「過去も大切だけれど…」
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長坂陽子
長坂陽子
2023-03-15

整形を堂々と告白したパク・ミニョン。その真意とは?

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コロナ禍で美容整形でお直しする人、したい人が急増した。外出が制限されているからダウンタイムを家にこもって過ごしやすいし、マスクでカバーもしやすい。それも一役買い、美容整形に対するハードルは低くなったよう。ある美容クリニックの調査では2019年に比べて2021年は美容整形をポジティブに捉える女性が1.4倍増加。女性の9割が肯定的に捉えているという。それでもまだ「お直ししました」と堂々と宣言する人は多くない。

そんな中、日本よりも整形が普及していることで知られる韓国では整形を堂々とカミングアウトする芸能人も少なくない。その1人がドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」や「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!」で人気を集めるパク・ミニョンである。

彼女が女優としてデビューしたのは2006年。ドラマ「思いっきりハイキック!」に出演、名前を知られるようになった。その後2010年、ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」で大ブレイクしたが、同じ年、小学生時代の写真がネットに出回る。顔が激変していたことから当然整形疑惑が浮上した。普通だとここで否定しそうだけれど、彼女は疑惑を潔く認めた。目を二重にし、曲がっていた鼻をまっすぐにしたと明かしたのである。

彼女は「正直にありのままを言うことは悪いことではないと思う。過去も大切だけれど、今の、女優としてのパク・ミニョンにもっと注目してほしい」と語っている。「私は自分がやっていないことを認めるつもりも、やったことを否定するつもりもない。私は整形した」。

ちなみに彼女の母親は「もっとかわいくなるように」と手術を認めてくれたそう。もっとかわいくなりたいというのは化粧する意識と同じ、という考え方もある。冒頭の調査と前後して行ったアンケートでは肯定派は美容整形を「美容の一環」「自分をもっと好きになる手段」と捉えているという。メイクと同じ「かわいくなるツール」として美容整形を捉える人たちも増えている。パク・ミニョンのように堂々と認めるポジティブ派が、日本でもこれから増えていくのかもしれない。

出典:[SBS Star] Park Min Young Says She Thinks She Was Not Pretty During 'High Kick!' in 2006
Park Min Young admits to plastic surgery

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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