「私は整形手術に賛成。でも…」テス・ホリデーが美容整形手術に思うこと

 「私は整形手術に賛成。でも…」テス・ホリデーが美容整形手術に思うこと
Getty Images
長坂陽子
長坂陽子
2022-08-21

プラスサイズモデルとして活躍するテス・ホリデー。拒食症を患った過去を告白し、体型や美のあり方は多様であるべきだとSNSなどを通じてアピールし続けてきた。その彼女が美容整形手術を受けようとする女性たちにメッセージを発信、注目を集めている。

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先週TikTokに動画を投稿したテス。彼女と、同じくプラスサイズモデルとして人気を集めるアシュリー・グラハムの写真を使ってヒップのリフトアップ手術を宣伝する画像をネット上で発見したと語っている。「私は整形手術に賛成。あなたが自分の体に何をしたとしても私は応援する」と自分のポリシーを明らかにしている。でも彼女は「でもそこにはトレンドがあるんだということを思い出してほしい。自分の体を流行に合わせるために何かをすることはしないで。そういうことはやらないで」と訴えている。

「私はこれまでずっと”今のままではだめ”と言われ続けたけれど”今のままの自分”でいることでお金を稼いでいる。だから”今のまま”を変える必要はない。変えたいのであれば変えればいい。それは素晴らしいことだよ。でも変えなければいけないと思う必要はない。あなたはあなたのままで完璧なんだから」。

テス自信も「何年も前にリップにフィラーを入れたし、時々ボトックスも打っている。自分のためにね。でも覚えておいて。そういう手術の中には命を脅かすこともあるし、もしやるのであればよく調べて」。

整形手術に賛成か、反対かではなく「自分らしいかどうか」「自分のためかどうか」に焦点を当てたテス。女性でも男性でも「美しくありたい」と思うとき、そこには流行や世間が考える「美」の基準が入り込んでくる。自分らしくいられるなら手術もOK、というテスのメッセージは改めて美と自分の関係について考えさせるきっかけを与えてくれそう。

出典:Tess Holliday Tells Fans Not to Follow Plastic Surgery Trends: 'You're Perfect as You Are'

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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