【座ったまま股関節の詰まりを解消】股関節がスムーズに動き開脚が深まる「セクササイズ」
ヨガのポーズを深めるうえで要となるのが股関節の動きです。この連載では、ちょっとハードだけど気持ち良くなれて、体が変わることで自己愛も上がるメソッド「セクササイズ」の中から股関節エクサイズをご紹介。ヨガインストラクターの資格を持ち世界的なダンサーとしても活躍する、「セクササイズ」考案者のIG(アイジ)さんが体と心に効くレッスンをお届けします。
足りないのは自分解放!? ありのままを愛せる自分になる「セクササイズ」
「『セクササイズ』はセクシームーブメントエクササイズの略で、ヨガ・ダンス・フィットネスの要素とセクシーな動きを融合させたオリジナルメソッドです。新型コロナウイルス感染症が流行し自粛期間が続いたとき、人と濃厚接触できないムラムラを解消したい、オンラインレッスンでみんなとつながり気持ち良くなりたいと思い考案しました。『セクササイズ』の効果は、気になる部位の引き締めと、セクシーな動きによるメンタルの解放に加え、なりたい体に近づくことで自尊心や自己愛も高まります。自分を好きなるのは難しいけど、嫌いでもいいから愛してあげる時間を『セクササイズ』で作っていきましょう。
私はフェミニンな部分やセクシャリティを隠し続けてきた人生でしたが、その部分をダンスで表現したら拍手をもらえてアイデンティティが認められるようになったんです。そんなふうに、『セクササイズ』の時間は自分をさらけ出しちゃって! 実践するベストタイミングは朝の時間帯です。朝のルーティンに組み込むことで、活動的に動ける体と前向きに進める心の準備ができて一日をアクティブに過ごせます」(IGさん)
股関節の開閉運動で筋肉をほぐし、詰まりをスッキリ!
「デスクワークなどで座った姿勢を長く続けたり、運動の機会が減ったりすると、股関節まわりの筋肉が硬くなり、開脚をしたときなどに詰まりを感じて動きに制限が出てしまいます。詰まりを取るには股関節を開閉する動きで周囲の筋肉をほぐし、このとき内腿の筋肉を使って行うと内転筋の引き締め効果も得られて一石二鳥!」(IGさん)
股関節の外旋エクササイズ
目的と効果:股関節の外旋動作で、詰まりの原因となる筋肉の硬さを取り動きを良くする。
1.右脚を下にして横向きに座り、肩の下に右手をつく。両膝を曲げて膝から下を重ねる。
2.右足首の前に左つま先をつく。左膝を立て股関節を開く→閉じて両膝をつける動きを10回繰り返す。
教えてくれたのは…IG
ダンサー、振付師、ポールチャンピオン、ヨガインストラクター(RYT500取得)、セクササイズクリエイター。アーティストビザを取得し日米2拠点で活動し、CLEAR TALENT GROUP LA所属。TBS「Let’s!美バディ」美バメンとしてレギュラー出演。自身が考案した「セクササイズ」がSNSから人気に火がつき大ヒット。また2021年6月には初の著書『本気で生きるって気持ちよくな〜い?』(双葉社)が発売に。2023年3月より東京・大阪・愛知にて行われる舞台「曇天ガエシ」(https://www.umebou.com)に出演。IG Online Studioでセクササイズを配信中。https://linktr.ee/IG_SEXERCISE
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く