気づいていない人がほとんど？！【悪化するとやっかいな手と腕の疲れ】疲労解消に効く「１分ほぐし」

首や肩こりが気になる人は「手」も疲れている⁉

長時間のパソコン作業やスマホ操作が当たり前になっている現代。首や肩のこり、腰痛などに不調を感じ定期的なケアをしている人も多いと思います。そんな人にこそ意識してほしいのが「手や腕の疲れ」。

手の疲労に気づかず長時間同じ動作を続けていると、腱と腱鞘に摩擦が起き、悪化すると「腱鞘炎」に繋がる場合もあります。マウスをクリックする動作が多かったり、スマホのゲームなどで親指ばかり使っていたりする人、指の付け根にだるさや違和感を感じるという人は、本格的な痛みになる前にケアしましょう。

手・腕の疲れをほぐす簡単ストレッチ

手や腕の疲労をケアするヨガストレッチです。ストレッチしたあとは血行も良くなって指先までじんわり温かくなっているはず。デスクワークの合間に座ったままできるものもあるのでぜひお試しください。

指先～前腕ストレッチ

①四つ這いの姿勢になる。

②指先を自分に向け手のひらをしっかりマットにつける。

③息を吐きながらお尻をかかとの方に引き、手のひらや手首、腕全体を伸ばす。5呼吸キープし、四つ這いの姿勢に戻る。

【おすすめバリエーション①】
四つ這いの姿勢から指先を自分に向け、手の甲をマットにつける。息を吐きながらお尻をかかとの方に引き、5呼吸キープする。

【おすすめバリエーション②】
座ったまま腕を前に伸ばし、手首を天井に向ける。指先を自分の方に引き手首を伸ばす。

腕のストレッチ

①四つ這いの姿勢になる。

②左手を真横に伸ばし、手のひらを床につけす。

③息を吐きながら左肩を床に近づけていく。顔は右に向け、余裕がある人は側頭部を床につける。5呼吸キープし、反対側も同様におこなう。

※肩を床に近づける際痛みが生じる場合は、手をつく位置を調節したり、心地の良い胸の開きや腕の伸びを感じるポジションで無理なくキープしましょう。

首～腕のストレッチ

①身体の後ろで手首をつかむ。（指先をつかんでもOK）

②息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら手首をつかんだ手の方向に引っ張る。首も同じ方向に傾けて首筋の伸びも感じる。

③5呼吸キープし、反対側も同様におこなう。