背中のファスナー、一人で閉められる？閉められない人必見！40秒で腕が後ろに回る【肩甲骨ほぐし】

背中に腕がまわせない原因

洋服を試着する際に背中のファスナーやボタンが1人でできないで困っていると、店員さんから「いかがでしょうか？」と声をかける。店員さんにやってもらうか、このまま脱いで試着室から出るかを悩んだことありませんか？　

背中のファスナーを締めるには、まず片方の腕を下から後ろに回し、ファスナーを半分まで上にあげます。これは肩を内側に廻す『内旋』という動きをしています。この動きは胸回り、肩甲骨の内側の筋肉の柔軟性が必要です。

そしてファスナーを半分まであげたら、次は腕を上から後ろに回しで最後までファスナーを閉めます。これは肩を外側に廻す『外旋』という動きをしています。この動きは肩甲骨の外側についている筋肉や手を上げるための肋骨周辺の柔軟性が必要になってきます。

このファスナーを閉める両腕の動きは、背中で握手をする動きと同じです。つまり背中握手ができるようになれば、ファスナーを閉めることができるのです。
とはいえ、背中握手はなかなか難易度が高い方もいらっしゃると思いますので、今回は体がどれだけ硬くてもできる、肩甲骨周りをほぐす方法をご紹介します。

40秒で肩甲骨ほぐし

今回ご紹介する方法はストレッチはフェイスタオルを使って行います。

①腕を後ろに引く　10秒

１）体の背面側でタオルを両手でなるべく短い間隔で持つ
２）両腕を体から離し、肩甲骨を寄せて胸を張ったら腕を体の方に戻す
３）腕を前後に振るようにテンポ良く10秒間行う

②サイドにバンザイ　10秒

１）タオルの両端を肩幅くらいの長さで持つ
２）タオルを縦向きに持ち、下にある方の腕側斜め上にバンザイする
３）真ん中に戻し、タオルを持っている手を上下入れ替え反対にバンザイ
４）流れるように10秒行う

③肩抜き　10秒

１）タオルの両端を肩幅より広めに持つ
２）両腕を天井の方に上げて、頭を通り越して後ろに回す
※肘を伸ばしたまま難しい場合は片肘すつ曲げてOK！その場合曲げる順番は左右交互にして均等になるようにしましょう。
３）巻き戻しをするように後ろから頭を超えて前に回す
４）10秒間繰り返す

④肘を寄せ　10秒

１）両手を腰に当てる
２）肘を後ろで寄せ合い、戻す
３）バタバタと羽のように10秒間繰り返す

詳しい動きを動画で確認したい方はこちらから