【思わず声が出るほどイタ気持ちいい】極上のセルフマッサージ!タオル1枚で行うセルフ肩甲骨ほぐし
「自分で肩を揉んでも、肩凝りが全く楽にならない…」実は肩凝りの原因は、肩だけにあるとは限りません。では肩が凝りやすい人は、いったいどこが硬いのでしょうか?タオル1枚でできて、思わず声が出るほどイタ気持ちいい肩甲骨ほぐしの方法も紹介します。
肩こりの人はここが硬い!
肩こりの時、多くの人がこりを感じているのは、首から肩にかけての僧帽筋(そうぼうきん)上部繊維と呼ばれる部分です。
この筋肉は肩をすくめるような動きや、肩甲骨を上方向に動かす(挙上や上方回旋)時に働きます。ではなぜ肩の筋肉がこり固まってしまうのでしょう?
いくつか原因が考えられますが、実は肩甲骨まわりの硬さが影響して、肩がこることがあるのです。
肩甲骨の動きに関わる筋肉の中で注目したいのが、背骨と肩甲骨を繋いでいる菱形筋(りょうけいきん)です。胸を張るなど、肩甲骨を背骨に引き寄せる働きがあります。この菱形筋が硬くなっていると、肩甲骨の動きが妨げられます。すると、動きの悪い肩甲骨を動かそうと肩の筋肉が過剰に働くことになり、僧帽筋上部繊維が凝ってしまうのです。
イタ気持ちいい!タオルを使って寝たまま肩甲骨ほぐし
手が届きにくい場所にある菱形筋を、タオルを使ってほぐして、肩甲骨の動きを滑らかにしていきましょう。デスクワークなどで一日同じ姿勢でいる人や、運動習慣がない人は、ほぐす時に思わず声が出るくらいこっていることも…。急に強い圧でほぐそうとすると、筋肉が緩むどころか痛めてしまうことも考えられます。硬さが調整できるタオルボールで、ゆっくりとほぐしていきましょう。
準備するもの
・ハンドタオル1枚(結んでボールのようにして使います。やんわり結べば柔らかく、ぎゅっと結べば硬くなります。)
やり方
1.タオルボールを床に置く
2.タオルボールが菱形筋にあたるように仰向けになる
3.両手を前ならえするように持ち上げる
4.左右の腕を交互に天井方向に伸ばす(5~10往復)
5.タオルを外して休憩/反対側も同様に行う
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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