【痩せおにぎり】ダイエットにおすすめなのは白ゴマと黒ゴマどっち?管理栄養士の頑張らない朝食
痩せおにぎりを始めました。いつもの身近な食材で、すぐにできるおいしいダイエットです。 今回の痩せ食材は"ゴマ"です。
痩せおにぎりを始めました。いつもの身近な食材で、すぐにできるおいしいダイエットです。
今回の痩せ食材は"ゴマ"です。
おにぎりで痩せる体になるしくみ
今回の痩せ食材はゴマです。ゴマの半分以上を占める脂質は、ビタミンEやセサミンの抗酸化作用によって守られています。私たちはゴマを摂取することで、良質な脂質を摂取できるだけでなく、体内のコレステロールが酸化するのを防ぐことができるでしょう。
この他、ゴマにはビタミンB群や鉄も豊富に含まれています。エネルギー代謝に必要な栄養素を補い、さらに運搬能力を高めることで代謝アップ効果が期待できるのです。また、食べる直前にゴマをすることで、かたい皮で覆われた栄養素も効率よく摂取できるようになります。
痩せおにぎりの具材
では、白ゴマと黒ゴマでは、どちらがダイエットに向いているのでしょうか?
それぞれにいいところがありますので、以下で解説します。
白ゴマ
白ゴマの特徴はなんといっても潤いです。良質な脂質が乾燥便秘の改善に役立ちます。ゴマ油でも代替するのもいいですね。
白ゴマを使ったおにぎり
・菜飯おにぎり:ごはん、カブの葉(塩もみ)、すりゴマを混ぜたおにぎりにします。
・焼きおにぎり:ごはんにかつお節、ごま油、めんつゆを混ぜておにぎりにし、オーブントースターで表面をパリッと焼きます。
・ビビンバおにぎり:ごはん、ナムル、炒り卵、コチュジャンを混ぜておにぎりにし、韓国海苔を巻きます。
黒ゴマ
黒ゴマには、白ゴマにないアンチエイジング効果があります。外皮の黒色色素の抗酸化作用が老化予防に働くのです。練りゴマにハチミツを混ぜたものはパンにもよく合いますよね!
黒ゴマを使ったおにぎり
・鮭とゴマの利休おにぎり:ごはん、ほぐした焼鮭、黒ゴマを混ぜて、おにぎりにします。
・さつまいもおにぎり:さつまいもごはんのおにぎりに、黒ゴマをトッピングします。
・黒ゴマおはぎ:もち米にもよく合います。つぶあんを包んだもち米に黒ゴマをまぶします。
メニューの組み合わせ
米からは糖質、ゴマからはタンパク質、脂質、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ビタミンE、ビタミンB群などが摂れます。この組み合わせに不足するのが、ビタミンA・C・Dです。
不足する栄養素が摂れるメニューは、具沢山のみそ汁です。ニンジン、白菜、干ししいたけを入れれば、不足するビタミンもしっかりチャージできます。
いかがでしたか? ゴマをまぶすだけの簡単おにぎり是非お試しください。
AUTHOR
石松佑梨
サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの専属管理栄養士として従事。のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は企業の健康経営や地域創生も展開する。幼い頃から「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」で、誰もがおいしく食べて健康になれる社会を目指している。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。
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