人気海外ドラマ『アリー my Love』主演女優が明かした摂食障害の過去「自分を酷使しすぎて…」

 人気海外ドラマ『アリー my Love』主演女優が明かした摂食障害の過去「自分を酷使しすぎて…」
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長坂陽子
長坂陽子
2022-09-04

90年代終わりから2000年代初めにかけて放送され、日本でも人気を集めたドラマ「アリー my Love」。その続編を制作するという報道が浮上している。オリジナル版でヒロイン、アリーを演じたキャリスタ・フロックハートが登場する可能性もあるそう。

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アリーといえばほっそりしたスレンダーなボディにミニスカートのスーツがトレードマーク。演じたキャリスタはそのスタイルで多くの女性たちの憧れの的になったが、一部のファンや専門家から「細すぎる」「摂食障害なのでは?」と批判されていた。当時キャリスタは摂食障害だという噂を否定していた。

キャリスタ・フロックハート
今から23年前、1999年のキャリスタ・フロックハート(当時35歳)。1997年、『アリー my Love』で主役のアリー・マクビールを演じ、大ブレイク。
photo by Getty Images

でもドラマが終わってからキャリスタは当時、自分が一種の摂食障害だったと告白。ウェブサイト「Hollywood.com」のインタビューで「あの頃の私は本当にストレスを感じていた。撮影現場で1日15時間働き、その後は私の人生とも言える番組が終わることに向き合い受け入れなくてはならなかった」と語っている。ストレスゆえに「まったく食欲がなくなってしまった」そう。「私は食べなくなり、エクササイズしすぎるようになった。自分を酷使することで免疫力を低下させた」。忙しさとストレスで食べる時間も心の余裕もなくなったと分析している。「今はずっと健康な生活を送っている」とコメント、ドラマが終わったことでストレスが軽減したと語っている。

ちなみにキャリスタは現在57歳。今もテレビドラマ界で活躍しているが「アリー my Love」やその後に出演した「ブラザース&シスターズ」の頃に比べてのんびりしたペース。今もキュートなルックスをキープしているのは、多忙すぎる生活が自分に与える影響を学んだおかげかも。続編で再びアリーに会えるのを楽しみにしたいもの。

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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