累計販売数10万枚超えの吸水ショーツ「Bé-A」から暑い日にもうれしい新モデルが登場
2020年6月のデビュー以来、圧倒的な吸水量で人気の吸水ショーツ「Bé-A(ベア)」から、新シルエットが登場しました。その名も「ベア エアライト ショーツ」。大人気のベア シグネチャー ショーツのDNAを継承しながら、エアライトという名の通り、軽快でスリムな心地を叶えたモデルです。発表会で、こだわりポイントを伺ってきました。
ユーザーの声に真摯に向き合い開発を重ねて完成したエアライト
発売前から注目を集め、クラウドファンディングで多くの支持を集めてデビューした「ベア シグネチャー ショーツ」。サニタリー期間中だということを忘れさせてくれる安心感とトイレに手ぶらで行ける開放感、圧倒的な吸水量から長時間の会議も気にせず過ごせると、多くのファンがいる吸水ショーツブランドです。さまざまなブランドから吸水ショーツが発売され吸水ショーツ戦国時代とも呼ばれる中、「Bé-A(ベア)」では、ユーザーのみなさんの声に真摯に向き合い、この2年の間にベア シグネチャーショーツは2回改良されています。ほかにも、夜はやっぱり心配という人のために、約150mLの吸水量のベア ウルトラ ヘビー&ナイトショーツや、周期や量が安定しないジュニア時期のためのベア ペティート シグネチャー ショーツも展開しています。すべて特許取得済みの安心設計です。
新登場したベア エアライト ショーツは、ベア シグネチャー ショーツは、圧倒的な吸水量で安心感があり快適だけれど、もう少し薄手で軽い日から普通の日に穿けるライトなモデルも欲しいというユーザーの声をもとに開発がスタートしたそう。筆者もベア シグネチャー ショーツを愛用していますが、猛暑の夏は、確かにちょっと暑いかなと感じることもあります。生地が薄くなるだけではなく、ベア シグネチャー ショーツのDNAはしっかりと受け継ぎながら、軽やかでスリムなデザインになっています。
スリムだけれど、1枚で1日過ごせる吸水ショーツ
ベア エアライト ショーツは、約60mLの液体を吸水します。ベア シグネチャー ショーツが、約120~125mL(公的検査機関のデータを元に算出)だったので、半分の量となると不安に思うかもしれませんが、成人女性の2日目の平均量が30~50mL程度といわれているため、多い日にも対応できる吸水量です。吸収体は、薄型の7層構造。肌に触れる吸水面は、吸水速乾性に優れたドライ機能を持つ特殊なポリエステル素材を採用し、肌に触れる部分はいつでもサラサラで蒸れを軽減してくれます。
「肌に直接触れる部分は綿がいいと言われていますが、綿は吸水性には優れていますが、速乾性がないため蒸れやすくなってしまいます。」と、ベアの商品開発責任者の中村千春さん。
一般的なショーツと吸水ショーツでは求められることが違うからこその素材選びです。2層目と3層目は、液体を拡散し、抗菌・防臭加工を。4層目が吸水保水素材で、約60mLの液体をしっかり抱え込んでくれます。5層目は液体をブロックするものの蒸気は逃して、蒸れの防止。ここにも抗菌防臭加工が施され、横漏れ防止のパイピングもされています。6層目にも液体ブロック機能でダブルの防水層で徹底ガード。そして、7層目は、通気性のよい伸縮性に優れた表素材です。7つの層でしっかり吸水、蒸れやニオイ、菌も抑えてくれる安心設計です。
冷えやすいお腹部分には「ぬくもり設計」
ベア シグネチャー ショーツでも採用されている人気の機能のひとつに「ぬくもり設計」があります。それは、テラヘルツを使ったもの。テラヘルツ波とは、毎秒一兆回振動する電磁波で、人体への透過率が高く、細胞を損傷させない安全性から、医療やバイオテクノロジー分野などで活用されています。ベアのショーツには、腹部の生地にテラヘルツ鉱石をパウダー化してプリントされています。この「ぬくもり設計」は、サニタリー期間中でなくても、気温が高くて冷たいものを飲んだり食べたりして、体の中が冷えてしまったときの救世主にもなってくれそうです。
女性の不快感を取り除くために
吸水ショーツではあるけれど、吸水することだけにこだわるのではなく、サニタリー期間中のあらゆる不快感を取り除くことを考えて開発を行っているベア。サイズは、XS~3Lまでと幅広いサイズにも対応しています。また、一度穿いてみると満足度が90%以上というベアの吸水ショーツですが、初めての場合、購入するのに躊躇する原因の一つが価格ということで、現在、1000人レポーターを募集中です。エアライトショーツにチャレンジして感想をレポートする場合、1950円というスペシャル価格になります。試してみて、サニタリー期間中の不快感が少しでも軽減される人が増えればいいなとの思いが伝わってきますね。両サイドはメッシュで、スリムなパンツなどのアウターにもひびかなかったので、オフィスのエアコンで冷えるなどのときには、サニタリー期間でなくてもきっと穿きたくなりますよ。
フェムテックという言葉と共に、ここ数年で一気に増えた吸水ショーツ。今後は、世界初となる経血量を計測できる吸水ショーツを、ウェアラブルIoT技術を開発するミツフジと共同開発し、経血量から体調把握できるヘルステックへと進化させていくとのこと。女性がより活躍できる社会の実現に向けて、また新たな一歩がスタートしています。
※本文中の吸水量は公的検査機関による試験
AUTHOR
林ゆり
ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。 関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育つ。LOHASを実践しながら、ファッション、コスメ、食べ物など、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてライフスタイルマガジンやブログで発信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く