究極のナチュラルクリーニング「塩掃除」を1ヶ月続けて感じた効果とは?#私のサステナブルウィッシュ
1年間を通して地球と人に優しい習慣を身につけるための #わたしのサステナブルウィッシュ。2021年よりスタートした企画は2022年も続けます。今年最初のチャレンジは、1ヶ月間毎日フローリングを『塩掃除』をするというもの。ケミカルな洗剤を使わずに床はキレイになるのでしょうか?
料理だけじゃない!塩の持つパワー
料理の味付けには欠かせない『塩』。実は塩はわたしたちの暮らしの様々なシーンで使うことができるんです◎
例えば、身近なもので言えば『バスソルト』。お風呂に浸かる時に入れると血流を促してくれたりします。またす『ボディースクラブソルト』も、カサカサお肌をツルツルにしてくれるので愛用している方も多いのでは?!わたしは、喉がイガイガしている時に塩水でうがいをしたり、毎朝の鼻うがいでも料理用の塩を使っています。
そして、わたしたちの身の回りの暮らしにも大活躍。中でも掃除に使うのはかなりおすすめです。薬品や洗剤を使わなくても安全安心で家中ピカピカにできるとあり、究極のナチュラルクリーニングではないでしょうか。
塩水でフローリングを拭く
リビングのカーペットからフローリング、キッチン、玄関やお風呂にいたるまえで、様々な場所を塩でお掃除できちゃいます。
今回、わたしが1ヶ月間毎日続けたのが、フローリング床を塩水で拭くという至ってシンプルな塩掃除です。
【やり方】
○準備するもの
・塩(粗塩)
・バケツ
・雑巾
○方法
1. バケツにお水をはり、塩大さじ1−2杯を入れる。
2. 雑巾をお水に浸して、かたく絞った雑巾を使って床を拭いていきます。
あまりにも簡単すぎて拍子抜けしてしまうかもしれませんが、本当にこれだけです。
塩掃除には浄化効果の高い『粗塩』を使う
塩掃除では、粗塩を使うのがポイントになります。
粗塩とは自然塩や天然塩とも呼ばれる塩。塩田を用いて海水を天日で乾燥させるなどして作られた塩を指します。 カリウム・マグネシウム・にがり・ミネラルなどが豊富に含まれており、精製塩より複雑な旨味を持っているのが特徴なんだとか。
粗塩は、お清めや魔除けにも使われているそう。お通夜やお葬式などで粗塩が使われる理由は、海水を煮詰めて作った塩なので海のパワーを持っているといわれており、古くから邪気を払うと信じられているそう。
1ヶ月間毎日フローリング床を塩掃除をして感じた効果とは?
ホコリや手垢の汚れ残りがない
塩掃除で疑問に思うのが「本当にきれいになるの?」ということではないでしょうか。
塩掃除では、洗剤を使わずともホコリや手垢をしっかり綺麗にしてくれる効果をわたしは感じています。どうやら、塩が研磨剤の働きをしてくれるよう。塩の歯磨き粉などがあるのは、その力を利用したものなんだそうです。
清浄感を味わえる
前述した通り、塩(粗塩)には古くから浄化効果があると信じられてきました。もちろん普通のお掃除だけでも充分運気は上がるような爽やかな感覚は得られますすが、浄化効果のある塩パワーを信じてお掃除をするのも塩 掃除が楽しい理由です。
わたしは以前から月に1−2回程度、塩水でフローリング掃除をしていましたが、今年は本厄・年女ということもあり、旧正月をスッキリ迎えたかったので「念入りに浄化したい!」という思いから毎日塩掃除をしました。
塩掃除と検索すると浄化効果というワードが必ずついてきますが、これは感覚的なものなので、一概には言えません。けれど、私的には塩 掃除をするととにかその空間に清浄感たっぷりに感じることができます。見た目もそうなのですが、掃除直後にその場所にいると綺麗な何かに包まれていると言う感覚を味わえたり…
誰でもできちゃう自然派掃除術
わたしはフローリング掃除に利用していますが、畳やカーペットの汚れをとるのにも塩は大活躍すると言われています。やり方もとても簡単!カーペットや畳に塩を適量を撒いてその上から掃除機をかけるだけ。塩がホコリなどのゴミを吸着し、普通の掃除機では取り除くことができないゴミを吸い取ることができるそう。確かに、掃除機だけだと中々カーペットや畳の奥のゴミやホコリまでとることができなかったりしますよね。
小さなお子さんやペットがいるご家庭は、床掃除の際に、洗剤を使いたくないという方も多いと思います。塩はどの家庭にもある調味料の一つで、誰でも気軽に使えるアイテムですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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