自然由来の成分で掃除するナチュラルクリーニングを実践した結果#わたしのサステナブルウィッシュ
2021年の1年間を通して地球と人に優しい習慣を身につけるための【サステナブルウィッシュ】。2月のウィッシュ(願い)は、ナチュラルクリーニング習慣。2月は、私の住むシンガポールは旧正月もあり日本で言う年末の大掃除の時期にあたるためちょうどよいと思いこのウィッシュを設定しました。
ナチュラルクリーニングの基礎知識
ナチュラルクリーニングって何?
ナチュラルクリーニングとは、自然由来の安心素材を使ったお掃除方法。
もはや、説明不要かもしれませんが、自然由来の天然成分でお掃除することは、環境にやさしい!そして手肌に触れても害がないため、小さな赤ちゃんやペットがいる家庭も安心して使えるというメリットがあります。
ナチュラルクリーニングで使用するもの
ナチュラルクリーニングで使用する素材は5つ。
・クエン酸
・重曹
・セスキ炭酸ソーダ
・過炭酸ナトリウム
・アルカリ電解水
一般的に市販されている掃除用洗剤は、すでに”キッチン用”、”お風呂場用”など用途によって売り出されていますが、これは酸性かアルカリ性によって分けられているそう。
落としたい汚れの性質に合わせて使い分ける必要があります。
ナチュラルクリーニングで使用する5つの洗剤は、クエン酸が酸性。その他4つがアルカリ性の性質を持ちます。(下のものほどアルカリ性が強い)
酸性素材とアルカリ性素材の使い分け
水回りには酸性素材
酸性のクエン酸は、アルカリ性の汚れに効果絶大。アルカリ性の汚れとは、水垢・石けんカス・尿石黄ばみなど。その他にも、抗菌効果なども期待できます。風呂場、トイレ、水回りにはクエン酸が大活躍!
アルカリ性は身の回りの汚れ
アルカリ性の素材が得意な汚れが、酸性汚れ。例えば、油汚れと皮脂汚れ。
焦げ付きや食べ物の汚れ、黒ずみなども含み、キッチン周りをはじめ家中のいろんなところに見られる汚れを落とすならアルカリ性。
ナチュラルクリーニングをした結果は
100%汚れを落とすのは難しい
自分の名誉のために言わせて下さい!私、掃除には毎日ベストを尽くしています!(笑)
ズボラなのですが実は結構潔癖症なところがあり、普段からお掃除を欠かさずおうちは清潔さを保っていたい私なのですが、シンガポールで賃貸住宅だと前の住人の方の汚れがそれはもうたくさんあるので汚れは100%落ちません(100%の基準は人それぞれ違うと思うのですが)。
ナチュラルクリーニングは、やはり掃除用洗剤に比べると、今まで放置していた頑固な汚れを落としたりすることは難しく、ピカピカに生まれ変わることは難しいと思います。
時間がかかる
また、結構時間もかかります。掃除の作業ひとつひとつはそこまで大変なものではありませんが、汚れの度合いによって、放置時間が長くなります。
放置している間は別のことをしていればいいだけなので全く苦ではありませんが、忘れっぽい方はタイマーをセットして後処理をお忘れなく!
ナチュラルクリーニングを成功させるには
ナチュラルクリーニングを成功させるポイントは、毎日のお掃除を丁寧にすること!
あまりに当たり前でシンプルすぎる結論ではありますが、お掃除を習慣にして毎日清潔さと綺麗さを保っていれば、いざ大掃除する時に強力な洗剤を使う必要性はなくなるのではないかなと思います。(むしろ大掃除の時間をとる必要もなくなるかもしれません)
忙しい毎日の中で、細かいところを毎日お掃除するのは決して簡単なことではありませんが、できるようにするために何をすればいいかまずは考えてみることが大切。私は、まずは月に2回は細かいお掃除をする日を作ってみようと思います。
おうちが清潔できれいだと、気分はいいしもっともっと愛着が湧いて素敵なおうち時間が過ごせるようになるのではないでしょうか。
地球と人に優しいお掃除、是非皆さんも参考にして下さいね。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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