呼吸するだけで体が変わる!骨盤呼吸で全身のゆがみを整えよう
骨盤矯正ヨガと一緒に行いたいのが、ボディアナリスト立花みどりさん考案の「骨盤呼吸」。骨格が大きく動くことにより、胸のまわりや腰まわりの筋肉の位置が変わる、背骨の柔軟性が高まるなど、簡単なのにいいことづくめ! 時間がない日は骨盤呼吸だけでもOK。今夜からぜひ取り入れてみよう。
呼吸で骨盤を動かそう!
ヨガとともに、日常生活に取り入れてほしいのが、立花先生が提唱する「骨盤呼吸」。呼吸に合わせて骨盤をしっかり動かすことで、骨盤をはじめ全身のゆがみを矯正する効果を得ることができる。忙しいときには、これだけでも十分。息を吸って、吐くというシンプルな動作と骨盤の動きに意識を集中し、リラックスして行うこと。
吸う:骨盤を開く
仰向けに寝て膝を立て、足は肩幅程度にゆったり開く。腕は体の横に自然に伸ばし、手のひらを上に。背骨をまっすぐにし、肩、腰、足が左右平行の位置になるようにする。腰を軽く反らし、床にお尻を突き出すようにして、鼻からゆっくり息を吸う。お腹は思い切り膨らませて空気で満たす。このとき、骨盤が開いているのを意識する。
吐く:骨盤を閉じる
お腹をへこませながら、鼻からゆっくり息を吐く。両膝は太腿の内側で空気を挟むようなイメージで軽く閉じ、足の裏で床を押しながら、腰と背中を床につける。吐ききるまでお腹をどんどんへこませて、同時にお尻も引き締める。骨盤が閉じていることを意識して、5分程度この呼吸を繰り返す。
教えてくれたのは…立花みどりさん
ボディアナリスト。1980年代よりダンスエクササイズの指導を通じて、骨盤の動きが人の体と心の安定に影響することに気づき、独自の研究を始める。骨格、筋膜の性質を生かして、即効的に体形や顔立ちに働きかける「骨盤メソッド」の考案者。著書に『DVD付き 即効!骨盤スリムBOOK』『骨盤呼吸ダイエット』など。
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