Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】(かに座)/11月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わり始めます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
かに座/10月の運勢
ASTRO CALENDAR&MOON CYCLE
10/30に行動や戦いの星・火星がかに座にとっての「恋愛や創造」の領域に入りました。ここには太陽もあるので、自分のやりたいことにまっしぐらな状態が目に浮かびます。対象に献身し、愛情を注いでいくことになるでしょう。それが家族なら世話を焼くし、推しのアイドルやペットということもありそうです。
そんな中、11/5のこの領域の新月では自分の中にある深く、母性的な愛情を強く意識する出来ごとがありそうです。ただ同じ日には愛と美の星・金星も「人間関係」の領域に。人気者にはなるのですが、あなたの母性に期待する人が増え、優しさや共感を求めてくることも。それがうれしくてがんばることになるかも。
さらに、翌日には思考や伝達の星・水星が「ルーティンワークや日常生活」の領域へ入り、対象への愛情はコントロールと言っていいくらい、強いものになっていきそう。そして、11/19の満月&月食は、「仲間や未来」の領域で起こります。今までと違う人脈、人間関係が急にひらき、展開していくように見えます。
WORKS
11月初旬は、これぞということには集中できるのですが、日々の家事や地道なルーティンには興味が持てず、スケジュールが押してしまうことも。また、こなすだけで精一杯ということも考えられます。結果、生活リズムが崩れる傾向も。忙しいときほど流したりせず、ひとつひとつのプロジェクトについて、じっくり考えることが大切です。その時間があるかないかで成果が変わってきそう。
FOR MINDFULLNESS
興味のある分野にはとてつもない集中力を発揮するのですが、それ以外では逆にふわふわとして、地に足がつかない様子。さまざまなつながりも増えていくなかで、ハートが喜ぶ関係だけを残し、あとは手放す。そんな取捨選択を心がけて。自分の時間やお金をどこに振り向けていくかが問われているのかもしれません。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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