50代になったシンディ・クロフォードが明かす、運動が好きじゃなくてもモチベーションを維持する秘策

 50代になったシンディ・クロフォードが明かす、運動が好きじゃなくてもモチベーションを維持する秘策
Getty Images
長坂陽子
長坂陽子
2021-09-27

90年代にスーパーモデルブームを作った1人、シンディ・クロフォード。今はスーパーモデルも世代が変わりシンディの娘のカイア・ガーバーらが第一線で活躍している。でもシンディの美貌は今も健在! 2018年春夏コレクションのショーではヴェルサーチェのブランド設立40周年を記念して、シンディ、ナオミ・キャンベル、クラウディア・シファーら往年のスーパーモデルたちがランウェイに集まりモデル時代と変わらないスタイルを披露した。

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エクササイズが大好き!というわけじゃない

華やかなスーパーモデルたちだけれど、スタイルを維持するための方法はシンプルで地道。シンディ曰く「エクササイズとダイエット」だそう。また雑誌『インスタイル』のインタビューで語った「朝起きて”今日はエクササイズしたくてたまらない!”って思うことなんてないわ。モデル時代も水着姿を見せることを思って運動していた」という言葉も親近感を抱かせる。「でもエクササイズをすると自分にエネルギーがあるってわかる。それはメンタルヘルスにとっていいものよ」。

エクササイズは有酸素運動とウェイトトレーニングがメイン。ウェブサイト「Cut」のインタビューで「20分間有酸素運動をして、そのあとウェイトトレーニングをするのが通常メニュー」と語っている。有酸素運動にはトレッドミルかトランポリン、ランニングをしているそう。ヨガも取り入れている。またエクササイズそのものを楽しむための工夫も明かしている。「週に1回、友達と一緒にハイキングに行くの。友達を誘えばエクササイズと女子会を一緒に楽しむことができる。マルチタスキングでしょ」。定期的に友達と一緒にポールダンスのクラスに参加しているとも。運動をする気持ちになれない人はシンディのようにエクササイズ女子会をするのも良さそう!

食べる順番は意識!

食生活のルールはシンプル。加工食品をなるべくやめ野菜や果物などを丸ごと食べるようにしている。「何を食べているかを意識して、賢く食べることが大切。ジャンクフードや加工食品は食べないようにしている」と美容サイト「Into The Gloss」のインタビューで明かしている。「平日の朝食は手早く栄養が摂りたいからプロテインシェイクかグリーンスムージー。ランチはサラダ。チキンを入れるときもあるし野菜だけのときもある。ディナーはお寿司を食べに行ったり、家でみんなで作って食べたりするわ」。家での定番メニューは「ターキーのミートボールとパスタ、サラダ、そして蒸し野菜」。セレブの中には炭水化物を控えたり絶ったりしている人が多い。夕食にパスタを食べるのは驚きだけれどシンディは食事の最初に野菜をとれば大丈夫だという。まず食物繊維を取ることで消化器官が糖質を吸収するのを抑えることができるそう。

甘いものも大好きで、毎日欠かさないのはチョコレート。雑誌『インスタイル』のインタビューでこう語る。「毎晩、夕食後にチョコレートを食べないと他のものを山のように食べても満足できないの」。チョコレートに含まれているカカオはワイン同様、ポリフェノールが豊富に含まれている。ポリフェノールは抗酸化作用が強く体内の活性酸素、つまりサビを取り除いてくれる。だからカカオの含有量が多く砂糖分の少ないダークチョコレートをチョイスするようにしているそう。

シンディはパスタやチョコレートも、食べ方・選び方で毎日楽しめると語る。何十年にも渡って体型が変わらない彼女の口から出ると説得力も倍増!

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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