【漫画】「地元で就職・結婚。将来は妹の世話を」母親がきょうだい児に抱いた身勝手な“理想”
「きょうだい児」とは病気や障害のある兄弟姉妹がいる子ども・人のこと。主人公・ナミには小さい頃、体の弱かった妹がいる。高校生になったナミは母親の代わりに家事をする一方、中学生である妹の部活の支援に母親は熱心だった。ある日、ナミは母親に進路の希望について話すが、母親の口からはナミの希望とは離れた「理想の娘」の姿が語られた。※本記事は『きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど』(竹書房)より編集・抜粋しております。※本ページにはプロモーションが含まれています。
「実家を出たことが人生で一番幸せ」と思っていた私が家族と“和解”するまで【きょうだい児の弁護士】
障がいのある兄弟姉妹がいる人のことを「きょうだい(きょうだい児、きょうだい者と呼ぶこともある)」と言います。きょうだい特有の経験から、きょうだいならではの悩みを抱えることがあります。弁護士で手話通訳士の藤木和子さんは、耳が聞こえない弟がいるきょうだい当事者です。『きょうだいの進路・結婚・親亡きあと 50の疑問・不安に弁護士できょうだいの私が答えます』(中央法規出版)では、きょうだいからよく寄せられる疑問について、法律の観点から答えています。後編では藤木さんの進路選択の経験や、ご自身のご両親との関係について伺いました。
弟は重度知的障がいで自閉症。きょうだい児の私が33歳で家族と絶縁した理由【ヤングケアラー経験談】
平岡葵さんは、重度知的障がいで自閉症の弟がいる「きょうだい児」です。『きょうだい児 ドタバタ サバイバル戦記 カルト宗教にハマった毒親と障害を持つ弟に翻弄された私の40年にわたる闘いの記録』(講談社)では、平岡さんの幼少期から大人になるまでの家庭での壮絶な経験が描かれています。インタビュー後編では、弟さんについての思いや、「絶縁」に至る経緯などを伺いました。
きょうだい児とは?ヤングケアラーとの違い、求められる支援と課題【専門家に聞く】
障がいのある兄弟姉妹がいる人のことを「きょうだい児」と呼びます。きょうだい児には「親が障がいのある子に手がかかって甘えられない」「兄弟姉妹の障がいを理由にいじめられる」「進路・就職で気を遣う」「結婚・出産の不安」など特有の悩みがあります。前編ではきょうだい児同士のコミュニティである「きょうだい会」の活動について取材しました。後編ではきょうだい児支援の課題や、ヤングケアラーときょうだい児の違いについて、北陸きょうだい会の共同代表で、北陸学院大学にて障害児者のきょうだい支援の研究を行っている松本理沙さんに話を伺いました。
「家族の空気を和ませなければ…」小学生だったヤングケアラーの私が「ケア」していたもの【経験談】
ヤングケアラーというと、家族で支え合うイメージを持つ人も多いと思います。でも実際には色々なヤングケアラーがいるようです。デザイン事務所の代表を務める米田愛子さんは、小学生の頃から家族のケアをしてきましたが、だんだんと心身に不調が出始めます。家族との関係のつらさから自殺を考えたこともありましたが、絶縁宣言をし、生きづらさを解消していくために、自身と向き合い、カウンセリングにも通いました。ヤングケアラーとしての経験にはどのようなつらさがあったのか、お話を伺いました。※本記事には機能不全家族に関する具体的な記述が含まれます。
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