「食事を抜くことは絶対にしない」ミランダ・カーが実践する"誰もが続けられる"食習慣とは

 「食事を抜くことは絶対にしない」ミランダ・カーが実践する"誰もが続けられる"食習慣とは
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長坂陽子
長坂陽子
2021-07-11

ミランダ・カーの実践する食習慣には、私たちも真似できるポイントがたくさん!

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スーパーモデルとして一世を風靡したミランダ・カー。日本でもテレビCMに出演、それまでスーパーモデルに興味のなかった人たちにもお馴染みの存在になった。2009年にスキンケアブランド「KORA Organics(コーラ オーガニックス)」を立ち上げ、現在は実業家としても大活躍している。モデルとして表舞台に出てくることは以前より少なくなったけれど輝くような美貌は変わらない。むしろ以前にも増して健康的で生き生きしている印象も。そんな彼女が今大切にしているのが「心と体、肌に栄養を与えること」。そのために食生活にはこだわっているそう。美と健康を同時に叶える食べ方をミランダが自身のホームページで明かしている。

「どんなものにも”体に悪い”というレッテルは貼るべきではない」

ミランダのポリシーは「80/20」。モデル全盛期から唱えていたルールなので知っている人も多いはず。80%は体にいいもので栄養を補給、20%は自分の好きな食べ物で自分を甘やかすようにしているそう。ミランダ曰く「どんなものにも”体に悪い”というレッテルは貼るべきではない。好きな食べ物を罪の意識を感じずに楽しむべき。そのために80/20のルールが必要なの。人生を通してウェルネスと幸せに長期的に現実的に取り組むための方法よ」。体にいいものだけ食べ、好きな食べ物を我慢する生活を長く続けるのは難しいし、反動が来てしまう可能性も。だから時々自分を甘やかすことが必要だとミランダは語る。ちなみに彼女の20%はフライドポテト、ハンバーガー(しかも夫の手料理の!)、アイスクリームとアップルパイ。

そして体にいい80%の食生活で実践していることも公開している。まずは「マインドフルに食べる」。食事中は食べることに意識を集中することが大切。仕事をしながら携帯をチェックしながらの食事は満腹になる前に食べすぎてしまうし、心も満足感を得にくいのでおすすめできない。次は「旬の食べ物を選ぶこと」。新鮮でオーガニック、可能であれば地元で獲れたものを選ぶのがベストだと語る。続いて「お皿の上にレインボーを作る」。できれば一種類ではなく複数、色とりどりの野菜や果物を一食で食べるように心がける。異なる色は異なる栄養が含まれている証。だからさまざまな色のものを取れば栄養バランスも整うそう。さらに「ゆっくり噛む」。これは胃腸のためにも、満腹中枢を刺激するのにもいいことはご存知の通り。そして「動物性タンパク質は赤身を選ぶ」。脂肪分の少ない赤身の肉、できればオーガニックのものを選ぶこと。ミランダは「手のひらに乗る程度」を一日の摂取量の目安にしているのだそう。

食事を抜くことは絶対にしない

油にもこだわっている。ミランダ曰く「調理法は”揚げる”よりも”焼く”を選ぶ」「体にいい脂肪をとる」。ミランダは調理にココナッツオイルやギー(ヤギや水牛のバターから作った油)を選び、毎日1個のアボカドを食べているそう。また「動物性のミルクから植物性のミルクに変える」「遺伝子組み換え食品は避ける」ようにしているとも。そして最後に「規則正しく食べる。空腹になりすぎないように間食もする」。新陳代謝を活発にするために食事を抜くことは絶対にしないと語っている。

すでに知られている常識的なこともたくさんあるけれど、そういう基本的で一見地味なルールがミランダの美貌を作っているということ。改めて食生活をチェックするヒントにしてみたい。

ミランダ・カー
2004年、デビュー当時のミランダ・カー  photo by Getty Images

 

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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