印象的な目元を演出したいなら|繊細なテクニックを簡単に実現する、アイメイクの必須アイテムたち
マスク生活がまだまだ続きそうな現在、唯一自由にメイクを楽しめるのが“目元”。そこで注目したいのが、繊細なアイメイクを叶えるための“ツール”たちだ。
「私はドイツのライン川近くの小さな街で生まれ育ちました。幼い頃はとてもシャイな性格でしたが、ある時たまたま友達と一緒にデュッセルドルフのディスコに遊びに行きました。そこであるエージェントが近寄ってきて、“君はモデルになるべきだよ”と言ったのです。それがモデルとしてのキャリアの始まりでした」。
米美容メディアデジタル版にデビューのきっかけをこう語ったのは、90年代に世界を一世風靡したスーパーモデルの一人、クラウディア・シファーだ。そんな彼女の名前を一躍有名にしたのは「GUESS」ジーンズの一連の広告だ。60年代風のスモーキーアイに豊かで美しい無造作なブロンドヘアの彼女は、“ブリジット・バルドーの再来”と謳われ、以降様々なメディアやコレクションを制覇し、時代の寵児となった。
「プライベートでも、アイメイクには力を入れています。出かけるときはマスカラとビューラーが欠かせません。特に長いまつげが大好きなので、マスカラはいつも長さとボリュームの両方を叶えるタイプのものを使っています。そして、眉毛もペンシルを使って思い通りの形に整えますが、ジェル状テクスチャーのものが好きですね。トーンはナチュラルなものか、スモーキーアイがしたいときはダークなものを選んでいます」。
そう語るクラウディア。そこで今回は、まだまだマスク生活が続きそうな昨今、唯一楽しめる“アイメイク”を思い通りに叶えるための必須アイテムをピックアップ。クラウディアのようなインパクトのある目元が実現できるかも。
SHISEIDO/完璧なラインも美しいシェーディングも叶えてくれる、パーフェクトなアイテムたち
細やかなテクニックが必要なアイメイクを思い通りに仕上げるのは至難の技。そんな時に必要なのが、ニュアンスも完璧に叶えてくれるツールたちだ。短めの毛足が目のフォルムにフィットし、どんなアイカラーも自然になじませてくれるシェーディングブラシ。そして刀を彷彿とさせる斜めのカットが、正確かつ絶妙なライニングを実現するライニングブラシは、どちらも熊野筆の技術を用いて職人が手作りで仕上げた最高のツール。そして、軽くすべらせるだけでジェルベースのインクが軽やかに伸びるカラーライナー(ロングウェア処方)は、目元にインパクトを演出するマストハブツールだ。
アディクション ビューティ/繊細なスクリューブラシで描く、完璧なアイブロウ
超極細ブラシが産毛までキャッチして、初心者でも完璧なフォルムの眉を完成することができるアディクションのアイブロウマスカラが7月2日に登場する。24時間ロングラスティングタイプだから、美しい発色はそのままに強固な膜で眉を汗や皮脂から守ってくれる、まさに夏のアイメイクの必須アイテムだ。使い方のコツは、容器の口元やティッシュなどで軽くしごいてから、軽いタッチで眉毛に塗布すること。オイルのようになめらかなテクスチャーでするすると眉の上を伸びて、思い通りのフォルムに。絶妙なニュアンスを実現するカラーバリエーションも魅力だ。
UZU BY FLOWFUSHI/マスカラの“UZU”が贈る、アイゾーン美容液の決定版
健康的でスッと伸びたまつげ1本1本こそ、目元の絶妙なニュアンスとインパクトを演出してくれる大切な“アクセサリー”だ。そんな完全無欠のまつげのケアにオススメしたいのが、「まつげ美容液」。洗顔後の目元に1日1〜2回塗布するだけで、まつげはもちろん、眉毛まで含めたアイゾーンをトータルにケアできる優秀アイテムだ。ヒアルロン酸やヒトオリゴペプチド等の有用成分が、健康的なまつげをキープするために必要な“土壌”(=まぶた全体)のコンディションを、そしてUZU独自天然ミネラル成分がまつげの育成環境を整えてくれる。さらに、デリケートな目元ケアを考慮したパラベン等「10フリー処方」にも注目したい。
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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