【今密かに増えている抜け毛】先進技術からオーガニックまで、抜け毛に悩む女性たちのためのヘアケア
“抜け毛”というととかく男性を思い浮かべがちだが、ある調査によると抜け毛で悩む若年層の日本人女性が年々増えているという。その原因は、年を追うごとに過酷になる紫外線や大気汚染、そしてストレス等々…。一方できちんとしたケアをすれば阻止できるとも言われているだけに、今一度ヘアケアを見直してみたいところだ。
「ストレスがいっぱいで、正直言って食事の時だけが唯一心が落ち着く時間です。ただ海を眺めているだけでも心が癒されるよと言われたけれど、今の私には考えられない。でも、それが不健康なことだということも十分理解しています。ですがストレスでそれだけ心が疲弊してしまったんです。抜け毛もひどいですし」。
かつて米経済紙にこう吐露したのは現在47歳スーパーモデルのタイラ・バンクスだ。タイラ、といえば“ネクストナオミ・キャンベル”として90年代に世界中のファッション界で脚光を浴び、数多のデザイナーから引っ張りだこの時代の寵児でもある。
そんな彼女は30代の時、モデルとして世界中を飛び回り、コレクションやメディアの撮影の合間をぬって初の著書「Modelland」出版に向けて執筆活動をしていた直後から、その多忙なスケジュールのおかげで心身共に疲労困憊し、抜け毛に悩まされてしまったという。そのため初著書はベストセラーになったものの払った代償は大きかった、とも語っている。
男性も女性もストレスによる抜け毛で悩む人は思いの外多い。だが、最近の特徴は若年層にも増えているということだ。そこで今回はそんな抜け毛に悩む女性はもちろん、抜け毛を未然に阻止し健やかな毛髪を育むためのヘアケア製品をセレクトしよう。
ケラスターゼ/エイジングによる“抜け毛”ではなく、髪自体が弱って抜ける“ヘアフォール”にアプローチ
2019年のロレアル調べによると、現在15〜34歳の日本人女性の76%が抜け毛に悩んでおり、若年層の髪の悩みのトップ10に抜け毛と切れ毛が入っていることが分かった。もともと毛髪は年齢や性別に関係なく、内外から受けるストレスによって1日約100本以上は抜けることがあると言われており、その原因もストレスはもちろん、ホルモンバランスの変化や過度なダイエット、さらにはブラッシングの摩擦や紫外線等々が大きく影響すると言う。そこで、独自の先進テクノロジーで頭皮と毛髪の両面からアプローチすべく開発されたのがケラスターゼの「ジェネシス」だ。頭皮の乾燥が気になる今の季節のお勧めは、ショウガ根エキスやヴァイパーライド等が頭皮に活力を与え、さらにエーデルワイスフラワーエキス等植物由来の保湿成分が毛髪を補強・補修してたっぷりの潤いと健康的なツヤをもたらすクリームタイプのシャンプー「バン ニュートリ フォーティファイ」と「マスク リコンスティチュアント」の組み合わせ。さらに、スタイリング時に毛髪を熱から守るヒートプロテクションローションと一緒にラインで使えばケアも完璧。
ヴェレダ/日本人の頭皮と毛髪のための日本特別処方のオーガニックヘアケア
今年創設100周年を迎えるオーガニックコスメのヴェレダから、3月15日に待望新オーガニックヘアケアシリーズ2品が登場する。1つはクレンジング、マッサージ、トリートメントと3役をこなす3in1タイプのローズマリースカルプクレンジングだ。 2種のクレイ・竹炭等、そして4種の植物エキスが配合されたクレンジングペーストが、毛穴を詰まらせる皮脂や汚れをしっかりオフしながら、健やかな頭皮環境へと導いてくれる。 そしてもう一つはスカルプエッセンス。濃密な植物エッセンスが頭皮にみずみずしい潤いとハリを与え、健やかな毛髪が育みやすい環境へと整えてくれる。頭皮に直接スプレーしてマッサージしながら頭皮に揉み込むと、頭皮に活力が生まれる。この2つを併用して、芳醇なアロマに包まれた贅沢なヘッドスパタイムを楽しんで。
ライター/横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」やデジタルメディア「VOGUE CHANGE」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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