その疲れ「ながら行動」が原因かも?脳にダメージを与えない生活習慣とは
夜の寝つきも悪く、起きてもなんだか疲れが残ってる。そんな経験、少なくないのではないでしょうか。その疲れ、もしかしたら日々のマルチタスクから来る「脳の疲れ」かもしれません。今回はその疲れを解消するヒントをお伝えします。
「ながら行動」してませんか?
まずは自分の「ながら」度をチェック!あなたはどのぐらい当てはまりますか?
☑歩きながらスマホでメールのチェックをする
☑テレビを見ながら食事をする
☑パソコン作業をしながら食事をする
☑歯を磨きながら他の作業をする
☑いくつかの仕事を同時並行で行う
何かをしながら何かをする「ながら行動」は、マルチタスクと言われます。効率や結果のスピードを求められる現代社会において、複数の物を同時並行で行うことはもはや当たり前のようになっています。
しかしながら、一見効率良く見える「ながら行動」より、実は「一点集中」を何回か繋げていく方が効率が良いことが分かっています。「ながら行動」は限りある脳の集中力を分散して使ってしまう為、効率がよくないのです。
脳は「ながら行動」が苦手
作業の効率の話だけではなく、「ながら行動」には更なるデメリットがあります。
それは「脳へのダメージ」です。
本来人間は、マルチタスクが出来ないと言ってもいいほど、マルチタスクが苦手です。複数の物事を同時に進められているように見えて、厳密に言うと脳は複数の物事を同時に進めることは出来ないのです。
そんな脳に、「ながら行動」を押し付けすぎてしまうと、脳内でストレスホルモンが増えていきます。この状態が続くと脳は疲労していき、更には脳へダメージを与え、脳の機能を落としていきます。そのダメージがうつ病や認知症のような症状にも繋がる可能性があることも示唆されています。
最近、体を休めてもなかなか疲れが取れないと感じていませんか?もしかしたらそれは、日々の「ながら行動」から来る、脳の疲れのサインかもしれません。
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