朝の「コーヒー」で内臓脂肪対策!脂肪燃焼を助ける習慣とは?|管理栄養士が解説
年齢と共に気になるのがポッコリお腹。これは年齢と共につきやすくなる「内臓脂肪」が関係しています。内臓脂肪とはお腹の内臓周りにつく脂肪のことで、多いと糖尿病や高血圧、脂質異常症などを発症するリスクが高まると言われています。健康や美容にも関わる憎き内臓脂肪は一刻も早く落としたいですよね。そんな願いを叶えてくれるかもしれない内臓脂肪を落としやすくする飲み物についてご紹介します。
そもそも内臓脂肪ってなに?
上記でも述べたようにお腹の内臓周りにつく脂肪のことで、皮下脂肪とは異なります。
見分け方としては、皮下脂肪は指でつまむと厚みや弾力を感じるのに対して、内臓脂肪は体の中の方にあるため指でつまむことはできず、お腹だけ出ているのが特徴です。
よく体型を「りんご型」「洋ナシ型」と表しますが、りんご型の方が内臓脂肪型の肥満とされています。日本の基準では腹囲が男性85㎝以上、女性90㎝以上の場合に内臓脂肪が過剰である目安となります。内臓脂肪型肥満の方が皮下脂肪型肥満に比べて生活習慣病のリスクが高く、健康に過ごすためには内臓脂肪を減らすことがとても大切です。
そんな内臓脂肪は皮下脂肪に比べてつきやすく落ちやすいという特徴があります。つまり食事や運動など生活習慣に気を付けることが内臓脂肪を減らす上で重要となります。
内臓脂肪撃退にはコーヒー
ダイエットをサポートできる飲み物として朝のお供にお馴染みの「コーヒー」があります。
コーヒーには「カフェイン」と「クロロゲン酸」が含まれており脂肪の分解や燃焼を促進する効果があると言われています。カフェインには覚醒作用以外にも消化液分泌促進効果や脂肪燃焼効果などがあり、クロロゲン酸には抗肥満作用、抗酸化作用、血糖降下作用があると報告されています。
また、コーヒーには糖尿病予防効果も言われており、1日に3~4杯飲む人はほとんど飲まない人に比べて糖尿病発症リスクが約25%低下するという報告もあります。
高血糖と脂肪は関係が深く、高血糖状態だと細胞や筋肉に取り込みきれなかった余剰の糖が体脂肪として蓄積されてしまいます。
新たな脂肪を阻止するという面でもコーヒーは優れている飲み物と言えるでしょう。
脂肪燃焼効果を高めるためには運動
補足として、ただ飲むだけよりも「運動」を加えることで更に脂肪燃焼効果が高まります。強度としては「軽く汗ばむくらいの適度な運動」が最も有効とされています。
運動することで脂肪から脂肪酸という物質が発生します。ここでコーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸が脂肪酸を効率よくエネルギーに変換してくれるので、結果として内臓脂肪減少に繋がるというわけです。そのため「コーヒー+運動」というのが効率よく内臓脂肪を落とす上では大切になります。
運動と聞くとハードルが高いと感じてしまいますが、例えば朝の通勤を徒歩や自転車など体を動かすようにするだけでも効果は高まるでしょう。
量については飲みすぎるとカフェインの過剰摂取となるため、1日3~4杯程度(カフェイン400㎎)までにしましょう。
ただ飲むだけで劇的に内臓脂肪が減少していくという訳にはいきませんが、そこに運動をプラスするだけで内臓脂肪は落ちやすくなります。身近な飲み物を味方につけて綺麗で健康的な体を手に入れましょう!
【参考文献】
・肥満と健康 | 生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット) | 健康日本21アクション支援システム Webサイト
・コーヒー飲用による疾病予防の薬理学
・嗜好飲料の糖尿病発症予防効果ーコーヒーや緑茶摂取に関する疫学研究からの考察ー
・コレステロール添加食投与ラットの肝脂肪蓄積に及ぼす焙煎度の異なるコーヒー豆抽出物の影響
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