食べる量は同じなのに太る理由。管理栄養士が教える「冬太りを防ぐ食べる順番」
寒い季節になると、「食べる量は変わっていないのに体重が増えた」「お腹周りが気になる」感じる方も多いのではないでしょうか。 実は冬太りの原因は、食事内容だけでなく、「食べる順番」が大きく関係しています。今回はすぐに実践できる「冬太りを防ぐ食べる順番」について管理栄養士の視点で解説します。
なぜ冬は太りやすい?
冬は寒さで活動量が減りやすく、代謝も落ちがちです。さらに年末年始のごちそうやお菓子を食べる機会が増えるなどで、血糖値が急上昇しやすい時期でもあります。
血糖値が急に上がると、余分な糖が脂肪として蓄えられやすくなり、これが「冬太り」の原因になります。
予防のカギは「食べる順番」
同じ食事の内容でも、食べる順番を変えるだけで血糖値の上がり方は大きく変わります。血糖値の急上昇つまり血糖値スパイクを防ぐことができれば脂肪の合成を抑制できます。ポイントは「血糖値の急上昇を防ぐ食べ方」です。
基本の順番
① 食物繊維→②たんぱく質→③炭水化物
① 食物繊維
野菜、海藻、きのこ類に含まれる食物繊維は、糖の吸収をゆるやかにしてくれます。サラダや具沢山の味噌汁などを最初に食べることで脂肪の蓄積を防ぎやすくなります。
② たんぱく質
肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質は、筋肉の原料となり、代謝を維持するために欠かせません。また、たんぱく質は満腹感が得られやすく、腹持ちもいいため食べ過ぎ防止にも繋がります。
③ 炭水化物
ご飯やパン、麺類は糖質が多く血糖値が上がりやすい食品です。これらはゆっくり食べることがポイントです。少しでも血糖値の上昇を緩やかにすることができます。ダイエットで「炭水化物を抜く」ことが多いですが、体に必要な三大栄養素ですので、抜くのではなく、食べるタイミングを整えることが大切です。
完璧を目指さなくてOK!
外食や忙しい日でも、先に野菜が入ったメニューを食べる、定食なら味噌汁や副菜から食べるといった小さな意識で大丈夫です。丼や麺、パンだけなど炭水化物が中心の食事になることを防ぐことができればいいですね。
まとめ
冬太り対策は我慢よりも「食べ方の工夫」が近道。
「食物繊維→たんぱく質→炭水化物」の順番を意識するだけで血糖値が安定し太りにくく疲れにくい体作りに繋がります。
寒い冬こそ、体を整える食べ順を味方につけていきましょう!
ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。
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