肝臓を休ませる食べ方5選。疲れや不調をためない食習慣のポイントとは?管理栄養士が解説

肝臓を休ませる食べ方5選。疲れや不調をためない食習慣のポイントとは?管理栄養士が解説

「なんとなく疲れが取れない」「甘いものがやめられない」その不調、実は肝臓の疲れが関係しているかもしれません。年末年始の食生活の乱れやアルコール、外食続きの影響が、1月に入って表面化することも少なくありません。今回は、肝臓のお疲れサインをチェックしながら、今日からできる回復のための食習慣を管理栄養士の視点で解説します。

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肝臓のお疲れチェック(当てはまるものはいくつ?)

□朝起きても疲れが残っている
□食後に強い眠気を感じる
□甘いものや脂っこいものが欲しくなる
□肌荒れ・くすみが気になる
□お酒を飲まない日でも体がだるい
□便秘や下痢を繰り返しやすい
□イライラしやすく集中力が続かない

2〜3個以上当てはまる場合、肝臓がフル稼働状態になっている可能性があります。

肝臓が疲れると、なぜ不調が出る?

肝機能
photo by イラストAC

肝臓は
・栄養の代謝
・有害物質の解毒
・ホルモンバランスの調整
・血糖値のコントロール

など、体の司令塔のような役割を担っています。糖質・脂質・アルコール・食品添加物などの処理が続くと、肝臓は「休む暇がない状態」に。すると、栄養不足、血糖値の乱れ、自律神経の不調といった形で全身に影響が広がってしまうのです。

肝臓を回復させる食習慣 5つのポイント

①「食べ過ぎない」ことが最大の休養

肝臓は食後に最も働きます。まずは腹八分目を意識するだけでも負担は大きく軽減されます。

暴飲暴食
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② 夜遅い食事・間食を控える

特に22時以降の食事は、肝臓にとって大きな負担になります。遅くなる日は、具だくさん味噌汁、湯豆腐、野菜スープなど、消化の良いものを食べるようにしましょう。お菓子も夜遅くに食べると肝臓に負担をかけるため、消費しやすい日中で食べるようにするといいです。

③ たんぱく質は「量より質」

肝臓の修復にはたんぱく質が不可欠。おすすめは、卵、豆腐・納豆、魚、鶏むね肉。脂質の多いお肉や加工肉は控えめにしましょう。

たんぱく質
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④ 肝臓を助ける栄養素を摂る

ビタミンB群(豚肉・玄米・納豆)→代謝をサポート
抗酸化成分(緑黄色野菜)→細胞ダメージを軽減
食物繊維(海藻・きのこ・芋類)→老廃物の排出を促進

⑤ 甘いものは「質」を変える

砂糖の代わりに、少量のはちみつを取り入れるのもおすすめ。はちみつは、エネルギーになりやすく、肝臓に蓄えられるグリコーゲンの回復を助ける、といった特徴があります。夜に甘いものが欲しくなったら、はちみつ+白湯やはちみつ+ヨーグルトなど、“肝臓を休ませる甘さ”を選びましょう。

はちみつヨーグルト
photo by AC

まとめ

肝臓に負担をかけた食事が続いたと感じる時は、
・週に1〜2日は「休肝日」
・外食が続いたら翌日は和食中心
・水分をしっかりとる(常温がおすすめ)
など早めにリセットするようにしましょう。

正しい食習慣を続けることで回復できる臓器です。無理な制限ではなく、「頑張っている肝臓を労わる」視点で日々の食事を少し整えていきましょう。

【参考】
全国健康保険協会(肝機能が気になったら)

ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。

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