【イベントレポート】ポーズだけがヨガじゃない!人と、地域とつながるヨガフェスタ琉球2025
2025年11月15日~16日の2日間、今年で4回目となるヨガフェスタ琉球(旧ヨガフェスタ沖縄)が開催されました。今年は沖縄の南部と中部をつなぐ2拠点とイベント希望が拡大。日本中で色々なヨガイベントがある中、ヨガフェスタ琉球でしか味わえないヨガイベントの魅力をレポートします!
今年で4回目!ヨガがもっと好きになるヨガフェスタ琉球
日本で20年続くヨガの祭典「ヨガフェスタ」は、毎年秋に行われるヨガフェスタ横浜を中心に、東京都内、大阪、ハワイなど、各地で開催されている日本最大・アジアでも最大級のヨガイベント。そのサテライトイベントとして、2022年からスタートしたのがヨガフェスタ琉球(旧ヨガフェスタ沖縄)。「つながる・ひろがる・げんきになる」をテーマに、今年で4回目となるヨガフェスタ琉球が2025年11月15日(土)~16日(日)の2日間で開催されました。
初日の11月15日は、那覇空港に着陸する飛行機と海に沈むサンセットが望める瀬長島ウミカジデラスの屋外芝生エリア。2日目は那覇空港から車で約1時間半、プロ野球選手のオフシーズンの合宿でも有名な沖縄県名護市にある21世紀の森公園。今年は沖縄県内の2か所に開催規模が拡大し、沢山の地元の人との交流が生まれました。
これもヨガ!ヨガフェスタ琉球の魅力とは?!
ヨガが多くの人に親しまれ、日本各地でたくさんのヨガイベントが開催される中、ヨガフェスタ琉球が他のイベントと違うのは「地域の人とつながり、地域の人たちに貢献する」というテーマで開催されている沖縄げんきフェスとの共同開催になっていること。ヨガクラスだけでなく地域の子供たちや家族が安心して心置きなく楽しめるコンテンツがたくさん盛り込まれています。ヨガフェスタ琉球を取り仕切る神代大介氏も「ヨガが1つのつながるきっかけとなって、地域の子供たちが走り回るような自由な場、沢山の人が笑顔になり、元気になり、繋がる場を作りたい」という熱い想いに共感された仲間や参加者が繋がり、回を重ねてきました。
初日の11月15日の瀬長島では、沖縄の人から内地と呼ばれる北海道・本州・九州・四国のエリアから参加したヨガ講師と、沖縄在住のヨガ講師によるコラボレッスン。神奈川から毎年ヨガフェスタ琉球に参加している浅野佑介先生×沖縄でリポーターやモデルとして活躍する山川古都乃先生によるペアヨガ。りんこ先生・堀河一美先生・natsu先生によるヨガクラスでは、美らチャイム(ちゅらちゃいむ)と呼ばれる竹でできた楽器から奏でられる音色に合わせてリラックスヨガ。その他にも、沖縄の音楽に合わせてダンスのようにヨガをしたり、輪になってペアワークをしたり。沖縄の自然の中だからこそ心が解放され、人や自然とつながり、笑顔になる時間を過ごすことができました。
初日の最後は、地元で人気のエイサー集団「レキオス」の演舞や、ウクレレの演奏やライブなど、地元の子供たちや旅行を楽しむ海外の方まで沢山の方が足を止めてイベントを楽しむ姿が見られました。ライブの最後には、沖縄では定番のカチャーシー。カチャーシーは沖縄の言葉で「かき回す」を意味する「カチャースン」が語源で、お祝いの席でよくみられる踊りで、地元の人もヨガクラス参加者も旅行者も、その場にいる人がみんな笑顔で踊る姿がまさにヨガフェスタ琉球ならではな風景でした。
ヨガフェスタ琉球2025
2日目の名護市・21世紀の森公園では、闘牛場のように円形に広がる円形広場にたくさんの家族連れ・カップル・ヨガ愛好家が集まり、フラダンス×エイサー×ファイヤーパフォーマンス×生演奏×花火という盛りだくさんの内容に、笑顔と感動が溢れました。
MAYA先生&Yu先生によるキッズヨガは、バイリンガルのMAYA先生が英語でインストラクションし、異文化の交流を感じられ、西浦りさ先生&灰野りょう先生によるアスレチックヨガクラスでは、子供も大人もワンちゃんも!みんなでアクロヨガを満喫。また、佐藤ゴウ先生・浅野佑介先生・KENJI先生・MAIKO先生・伊藤香奈先生による3時間の「ゆいまーる講座」では、自己理解や自己開示などを促すペアワークやヨガで、涙があふれる参加者さんも多数。最後はみんなでハイタッチ&ハグをしあって、自分はどこに向かっているのか?何が幸せなのか?ヨガをなぜするのか?といった深い問いと触れ合う時間となりました。
ヨガフェスタ琉球2025
イベントを締めくくったのは、ヨガフェスタ琉球に登壇した講師20名による太陽礼拝のヨガリレー。サンセットを横目に心が解放される穏やかなヨガ時間を堪能。
ヨガフェスタ琉球2025
最後はみんなで「ゆいまーる」の丸のポーズで集合写真。ゆいまーるは沖縄の方言で、助け合い・一緒に頑張る・結びつきといった意味がある言葉。
photo by ヨガフォトグラファーやすちん
そして最後は、エイサー×ライブ×花火に大盛り上がり!演舞に合わせて地元の子供たちが一緒に踊り、花火に歓声を上げる。ヨガをしていてもしていなくても、みんなが一同に会し、誰もが幸せと感謝を感じる時が流れていました。
台風が近づき前日まで強風や線状降水帯の注意報が出されるなどお天気が心配されていた中、ヨガフェスタ琉球の2日間は奇跡的な晴。汗ばむほどの晴天に恵まれるという奇跡も重なったヨガフェスタ琉球2025でした。運営責任者の神代氏最後に「来年は沖縄全土に広げて、ヨガをツールとして沖縄全体に元気を届けたい」と意気込みを話してくれました。来年の開催が楽しみです。最新の情報は、ヨガフェスタ琉球のインスタグラムをフォローしてチェックしてくださいね。
▼ヨガフェスタ琉球2024開催の様子(やんばるつながるプロジェクト公式YouTube)
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