Sayaの星占い(うお座)/10月の運勢【土星に続き、海王星も戻ってくる。】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
うお座/10月の運勢
土星に続き、海王星も戻ってくる。理想と現実の狭間でもがく感覚も
9月1日に現実化とルールの星・土星が頭上に戻ってきて、ひと月が経とうとしています。2023年3月〜2025年5月のテーマと再び向き合うなかで、やるべきことの優先順位が見えてきているのではないでしょうか。そんななか、10月7日の満月は、うお座さんにとっての「経済や豊かさ」の部屋で起こります。この頃は、経済的な問題に、ごまかしなく向き合うことが求められそう。理想とは程遠い面があっても、それも引き受けていって。
またこの日からは、思考や伝達の星・水星が「ステップアップ」の部屋に入ります。ここには行動や戦いの星・火星もすでに入っており、憧れの人に近づきたいという心の働きがありそうです。模倣しつつ、前に進んでいくことも、今は必要なのかもしれません。
14日には愛と美の星・金星が「潜在意識」の部屋へ。迷いが出てくることもありそうですが、同じ日に変容の星・冥王星もひとつ前の部屋で「順行」。21日の新月もあるので、14〜21日で迷いをリセットしていくのがよさそう。ただ22日には境界を溶かす星・海王星がうお座に戻ってきます。先ほども書いたように、うお座さんの頭上には土星も戻っているので、現実と理想の狭間で悩むこともあるかもしれません。自分の内面、時には暗い面からも目をそらさずに見ていくことで、モヤモヤが消えていき、心が穏やかになりそう。
月がうお座に入るのは、10月4日から6日にかけて
土星によって重たい気分にもなりがち。エプソムソルトの入浴などで、気分をすっきり。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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