Sayaの星占い(かに座)/7月の運勢【木星が到来する中、安らぎを求めつつ、仕事での気がかりも】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
かに座/7月の運勢
木星が到来するなか、安らぎを求めつつ、仕事での気がかりも
6月10日にかに座に到来した拡大と保護の星・木星は、約1年サイクルの天体です。2008年から2024年にかけて、対角に滞在した変容の星・冥王星の影響で、安らぐことのなかったかに座さんにもっと休息をするように、木星が働きかけているはずです。また6月21日にかに座に入った太陽も、それをあと押ししています。役割から解放され、休みたくなってはいないでしょうか。ありのままの自分を認めてほしくなっていないでしょうか。
7月5日に愛と美の星・金星が、7日に自立や変革の星・天王星がひとつ前の部屋に入り、11日の満月は「人間関係」の部屋で起こります。これまでとは世界に向ける目線が変わってくるなか、自分にとって大切な相手、切れない縁というものが見えてきそうです。
他方で、5日に境界を溶かす星・海王星が、13日に現実化とルールの星・土星が、18日に思考や伝達の星・水星が「逆行」をスタートさせます。仕事においては自信がなくなることもありそうですが、水星の「逆行」も来月11日まであるので、経済的な面ではつい気が大きくなって、コントロールを失わないように要注意。22日に太陽がかに座を去ってから、25日の新月と段階を踏んで、お金に関しても新しい戦略を。31日になると、金星がかに座へ到来。木星との相乗効果で、今度こそ、ゆっくりとできそうに思えます。
月がかに座に入るのは、7月22日から25日にかけて
月と木星によって、「眠り」がキーに。睡眠環境や寝室のインテリアを整えてみては。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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