Sayaの星占い(てんびん座)/7月の運勢【感情的になった理由は水星「逆行」中に見えてくる】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
てんびん座/7月の運勢
新しい目標と重い責任。感情的になった理由は水星「逆行」中に見えてくる
7月5日に守護星の愛と美の星・金星が、7日に自立や変革の星・天王星が「ステップアップ」の部屋に入り、11日の満月は「居場所」の部屋で起こります。今までなら、お金がかかるからやめようと思っていたとしても、新しい目標が生まれ、そこに向けて、進もうと心が決まってきそう。また、自分の役割や責任が明確になるのですが、それがとても重く、また筋が違うようにも思えたりして、別の場所へ脱出したい気持ちもありそうです。
他方で、5日に境界を溶かす星・海王星が、13日に現実化とルールの星・土星が、18日に思考や伝達の星・水星が「逆行」をスタートさせます。人間関係では理想と現実のギャップを突きつけられるような感覚も。また感情的になってしまったことがあると、来月11日までの水星「逆行」中に、理由が見えてくるでしょう。プライドが原因ということも。
25日の新月では感情的なわだかまりを手放していく必要があるでしょう。31日には金星が「キャリアやライフワーク」の部屋へ。ここには拡大と保護の星・木星もあります。仕事においては、てんびん座さんの場合、好きか嫌いか、共感できるかといった感情の部分も大きいもの。自分にとって本当に大切な人たちのためなら、がんばれる。その優先順位も見えてきそう。ただ家族のためと言いつつ、自分のエゴがあるなら、手放していって。
月がてんびん座に入るのは、7月2日から4日にかけてと29日から8月1日にかけて
月の滞在は月初めと月末の2回。美しいものに囲まれ、リラックスしたくなりそうです。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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