【夏前の緊急対策】ほぐす・伸ばす・鍛えるで引き締める「美筋ヨガ」でTシャツ映えするカラダに!
そろそろ薄着の季節。ボディラインが気になり始めませんか? 今回は、冬~春に上着の下に隠れ、弱ってたるんだ筋肉を引き締めて薄着が似合う美しい姿勢へと導く、廣田なお先生考案の「美筋ヨガ」の特別版をご紹介します。
背中と二の腕とお腹を引き締めて美しい姿勢へ
「美筋ヨガとは、筋肉をほぐす・伸ばす・鍛えるという3 ステップでボディメイクができるヨガです」と、考案者の廣田なお先生。
まずは筋肉の癒着をはがしてゆるめたうえで、ヨガのポーズやストレッチで筋肉を伸ばして体を正しく使えるように。そこから普段あまり使われていない筋肉を鍛えることで体を変えるボディメイク術です。
「冬の寒さや春の花冷えで体が縮こまると猫背や巻き肩の姿勢になり、背中や二の腕がたるんでしまいます。今回の美筋ヨガでは、冬の寒さで縮こまった胸やお腹の筋肉をほぐして伸ばし、弱ってたるんだ背中や二の腕を鍛えて、さらにお腹を締めて美しい姿勢をキープできるようにしましょう」
薄着の季節に向けて、さっそく美筋ヨガにトライ!
美筋ヨガ考案者・インストラクター。YouTube「美筋ヨガチャンネル」を配信するほか、書籍出版、近年は海外にてワークショップを開催するなど幅広く活動。
「美筋ヨガ」夏直前対策スペシャルでは特に上半身にフォーカスして整えます。最後にお腹を引き締めれば、すっきり!
縮んでいる前面をほぐす・伸ばす
↓
弱っている背面を鍛える
↓
さらに!
お腹を締めて総仕上げ
そではさっそく「美筋ヨガ」メソッドにチャレンジしてみましょう!
縮まった胸とお腹をほぐす・伸ばす
まずは、動きやすい体づくりからスタート! 固まった筋肉の癒着をほぐし、ほぐれた筋肉を伸ばすことで正しい位置に戻します。体の前面が整うと、背面を効果的に鍛えられるようになります。
【胸×ほぐす】固まった胸をほぐして深い呼吸ができるようになろう!
背中を丸める姿勢が続くと、胸が凝り固まり、呼吸にも影響します。胸をほぐすと深い呼吸ができるようになり、全身の循環も良くなります。
●小胸筋

あぐらや正座の姿勢になり、右手でグーの形をつくったら左の鎖骨の下・左胸外側から3分の1辺りにおき、痛きもちいい程度で10秒マッサージ。反対も。
●肋間筋

あぐらや正座の姿勢になり、胸の上に両手をおき、指の腹で肋骨の上部を中心から外へ向かって優しくほぐす。10秒。
【胸×伸ばす】ほぐした胸をゆっくり伸ばし猫背や巻き肩を改善
深い呼吸とともに胸を伸ばし、柔軟性を高めることで、くせになった猫背や巻き肩を改善しましょう。肩こりや首こりなど、体の不調解消にも効果的です。

①うつ伏せになり、体を少し左に開く。右肘は90度に曲げ、左手は顔の前につく。両膝は揃えて90度曲げる。顔は左へ。息を吸う。
Point:頭が斜め前に出やすいので、常に頭と骨盤の位置が一直線上になるように。

②息を吐き左手で床を押しながら、左膝を開いて右脚の後ろにつき上体をねじる。体をねじりきった状態で10 秒キープし、ゆっくり元に戻る。2 回繰り返す。反対も。
【お腹×ほぐす】冷えて固まったお腹まわりをほぐして血流UP
腹部前面に「11」のように入る縦のラインをほぐすと、全身の血流が良くなります。お腹がゆるむと前面が伸ばしやすくなり、良い姿勢にもつながります。
●つまむ

背中を丸め、両手で胸の下の肉をつまむ。骨の際からしっかりと、つまめるだけがっしりつまむのがポイント。
●ゆらす

そのまま縦に10 秒ゆらす。胸の下部、おへその上部、おへその下部を上から順につまみ、心地よいだけゆらして。
【お腹×伸ばす】体の前面を伸ばして丸まった背中を正しい位置に戻す
呼吸に合わせて、ほぐしたお腹が伸びているのを感じながらストレッチしましょう。丸くなった背中を正しい位置に戻して、美しい姿勢をつくっていきます。
①骨盤を立てて正座になり、お尻を右へ崩す。息を吸う。

②吐きながら左手で右手首を持ち、腕を引っ張って斜め後ろへ体を傾ける。目線は斜め上へ。3回繰り返し、反対も。
Point:首だけ反らないように注意。腕を優しく引っ張りながら体を斜め後ろに傾斜させる。

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