「良かれと思ってたのに…」炭酸水を飲まない方がいい人の特徴|管理栄養士が解説
最近は健康を気にする人が増えて、炭酸水を飲む人も多くなっていますよね。スッキリした飲み心地で、カロリーも気にせず楽しめるのが人気の理由でしょう。しかしその一方で「炭酸水って飲みすぎると体に悪いの?」といった声も聞かれます。 この記事では、炭酸水の摂取を控えたほうがいい人の特徴や、適度な摂取によって期待できる効果などについて解説します。炭酸水についての疑問を解消して健康づくりに役立てたいという人は、ぜひチェックしてくださいね。
炭酸水を控えたほうがいい人の特徴
炭酸水は爽快感があり、水分補給にもぴったりの飲み物ですが、飲むにあたって注意が必要な人もいます。
ここでは、炭酸水の摂取を控えたほうがいい人の特徴について解説していきます。
胃腸が弱い人
炭酸水は、飲むとお腹にガスがたまったり、胃がムカムカしたりすることがあります。特に胃が弱い人や、胃炎・胃潰瘍などの症状がある人は、炭酸の刺激で症状が悪化してしまうこともあるでしょう。
少量でも不快な症状が現れるようであれば、無理に飲まないほうがよいかもしれません。
エナメル質が薄い人、またはむし歯が多い人
炭酸水は酸性が強いため、歯の表面(エナメル質)にダメージを与えることがあります。特にもともと歯のエナメル質が薄い、もしくは薄くなってしまった人やむし歯ができやすい人は、炭酸水をたくさん飲むことでむし歯のリスクが高くなる可能性も。
飲んだあとには軽く水で口をゆすぐなど、ちょっとしたケアを心がけると安心です。
炭酸水を飲むことで期待できる効果
炭酸水に期待できる効果は、多岐にわたります。具体的には、以下のような効果が期待できるでしょう。
◆水分補給
シュワっとした飲みごこちで、ふだん水をあまり飲まない人でも取り入れやすくなります。
◆血行を促して代謝をサポート
炭酸の刺激が体のめぐりを良くし、新陳代謝が活発になるといわれています。
◆満腹感を得やすい
炭酸によってお腹がふくらみやすくなるため、食べ過ぎを防ぎたいときにもおすすめです。
◆便通の改善に役立つ可能性
炭酸が腸を刺激して、スムーズなお通じをサポートしてくれる可能性があります。
◆リフレッシュ効果
炭酸の爽快感で気分転換にもぴったり。甘くないものなら気軽に楽しめます。
まとめ
炭酸水はさまざまな効果が期待できる一方で、体調や飲み方によって不調の原因になることもあります。この記事で紹介した情報を参考に、ご自身の体質やライフスタイルに合わせ、効果的に炭酸水を取り入れてみてくださいね。
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