Sayaの星占い（やぎ座）／2025年前半の運勢【不安定さに向き合いつつ、新しい生活パターンへ】

やぎ座／2025年前半の運勢

居場所での不安定さに向き合いつつ、新しい生活パターンへの意欲も

昨年11月20日に変容の星・冥王星がやぎ座を去り、がんばる気力がなくなってしまった、というやぎ座さんも多いかもしれません。2025年1月28日に思考や伝達の星・水星がやぎ座を去り、これでやぎ座さんの頭上には天体がいなくなりました。さらに気力が落ちてくることもあり得る流れですが、それも悪くなさそうなのは、2月4日に愛と美の星・金星が「居場所」の部屋へ入るため。社会でがんばるという通常のスタンスとは違い、勝手きままに遊びたい。そんな気分も強くなるときだと思うからです。

また、24日には行動や戦いの星・火星が「人間関係」の部屋で「順行」します。大切な相手に対して、怒りを表明できなくて、つい匂わせ的な態度を取ってしまっていたとしても、不満はちゃんと伝えて、適切に行動していけば、関係はずっとよくなっていきそう。ただ3月2日に金星が、15日に水星が「逆行」を始めるので、すべて思いどおりとはいかないのは織り込み済みで。非常に不安が強くなっていくなか、3月はまた月末に大きな星まわりが控えています。29日の新月＆日食では居場所での変化も。30日には境界を溶かす星・海王星が「居場所」の部屋に入り、家族や住まいの状況は不安定な面も。

4月7日に水星が、13日に金星が「順行」すると、混乱は落ち着きそうですが、18日に火星が「潜在意識」の部屋に入ると、自分は自分でやりたいようにやるという気持ちが高まりやすいですし、相手に思いどおりに動いてほしいというコントロール欲が高まることも。5月1日には金星が再び「居場所」の部屋に。そして、25日には守護星の現実化とルールの星・土星もこの部屋に入ります。居場所においては期待半分、諦め半分というところも。この間、10日には水星が「恋愛や創造、子ども」の部屋に。穏やかな気持ちになるものの、21日に太陽が、25日に水星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋に入ると、とくに27日の新月以降、新しい生活パターンへの意欲が高まっていくでしょう。

6月6日には金星が「恋愛や創造、子ども」の部屋に入り、9日には水星が、10日には拡大と保護の星・木星が、21日には太陽が「人間関係」の部屋にやってきます。楽しいモードになるとともに、あなたのやりたいことを周囲が応援してくれる感覚が。ただ、17日には火星が「ステップアップ」の部屋に入ります。これからどうなるのかという思いがあり、具体的に動いていきたくなりそうです。

さらに、7月5日には金星が、7日には自立や変革の星・天王星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋へ。さらに生活パターンが変わる予感。11日にはやぎ座で満月があり、13日には守護星の土星が「逆行」を始めます。日常が大きく変わることもあるなかで、自分の意思は固まってくる。でも、それに対して、非協力的な人がいたりするとイライラしてしまうかも。自分の意見を主張するだけでなく、相手の意見も取り込み、連携しながら、前に向かっていくことが大切なときです。

占い・文／Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』（説話社）他。

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イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。