Sayaの星占い(おうし座)/2025年前半の運勢【迷いの多い春を経て、変革の流れを実感!】


なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
おうし座/2025年前半の運勢

迷いの多い春を経て、6月〜7月には変革の流れを実感!
1月31日におうし座さんの頭上で、自立や変革の星・天王星が「順行」しました。権威に反発するところが落ち着くなかで、2月4日に守護星の愛と美の星・金星がひとつ前の部屋に入りました。自分らしさにこだわる内心の思いが強くなるなかで、それとは裏腹に、14日、18日と依存心が高まっていきそう。でも、24日には行動や戦いの星・火星が「順行」するので、身近な環境でのゴタゴタは落ち着くはず。
2025年の3月は、どの星座の人にとってもスペシャルな時期と言えるのですが、おうし座さんにとっても、3月2日に守護星の金星が「逆行」するために、自分らしさについて、くよくよ考えすぎてしまうこともあるかも。でも、思考や伝達の星・水星も、15日に「逆行」を始めるので、考えすぎは厳禁です。
27日には守護星の金星が「逆行」したまま、「仲間や未来」の部屋に戻るので、ひとりで悩むのにも疲れると、向かう先は心を許せる友達に。お酒でも飲みながら話していると、29日の新月&日食などはその思いがあふれてきそうです。30日には水星も「逆行」したまま、「仲間や未来」の部屋に。そして、同じ日には境界を溶かす星・海王星がひとつ前の部屋に入ります。頼りたい気持ちとともに、あなたのなかに漠然とした不安感が生まれてくるかもしれません。
4月7日に水星が、13日に守護星の金星が「仲間や未来」の部屋で「順行」。18日に火星が「居場所」の部屋に入ると、大切な場所において、個性を発揮しながら行動できるようになりそうです。4月20日には太陽がおうし座に入るので、この頃にはようやく自分の選んだ道に確信がもてるように。そのうえで、5月1日には今度は、金星が再びひとつ前の部屋に。そして、25日には現実化とルールの星・土星もこの部屋に入ります。自分らしさについて、こだわりすぎるところや競争心など、自分にとって見たくない面も、まざまざと見せられることがあるかも。でも、この間、10日には水星がおうし座に入り、自分の考えに固執してしまう傾向には気をつけて。21日に太陽が、25日に水星がおうし座を去り、「経済や豊かさ」の部屋に入るので、とくに27日の新月以降、新しい試みをしてみるのはおすすめです。
迷いの多い春を経て、6月6日には守護星の金星がおうし座に! 人気運が増すなか、9日には水星が、10日には拡大と保護の星・木星が、21日には太陽が「環境や伝達」の部屋に。親族や友人たちに囲まれた身近な環境に関心が行きますが、17日には火星が「恋愛や創造、子ども」の部屋に入ります。やろうと思いつつ取りかかれていなかったことを片付けて。さらに、7月5日には金星が、7日には自立や変革の星・天王星がおうし座を去り、「経済や豊かさ」の部屋へ。天王星は、2018年におうし座に入って以来、一時期を除いて、ずっとおうし座さんに自立心を促してきました。この7年で視野が広がってきたことでしょう。天王星によって、磨き抜かれた感性やマインドは、今後もおおいに役立つはずです。
占い・文/Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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