「悩みすぎて前に進めない…」|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”

 「悩みすぎて前に進めない…」|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”
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谷戸 康洋
谷戸 康洋
2018-11-25
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もし悩みが、思い通りにならないことに対してでしたら「ま、いっか」で受け入れ、流れに任せてしましょう。しかし全てを「ま、いっか」にしてしまわないように。自分の思考・言動を変えることで好転することは「ま、いっか」と妥協せず情熱を注ぎましょう。

ヨガでは状況を受け入れ、どのように良い方向に展開していくかの能力のことを【ティティクシャー】と言います。文字の意味は忍耐という意味ですが、忍耐は我慢ではなく、自分の成長のために必要なことを受け入れ、より良くさせるためのことです。

悩むということは、真剣に生きているということでもあります。悩む事自体は必要なことですが、後悔(過去)や心配(未来)で悩んでいたら、「今」目の前にある景色や、音、味、香り、温度、自然の美しさ、人体の神秘に感覚を向けてみましょう。

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自分自身にくつろぐことができ、満足感が増すと悩みすぎることが減り、決断力も早くなります。自分にコントロールできないことに悩んでいたら「ま、いっか」で距離を置きましょう。逆に「ま、いっか」ばかりで目標がいつも途中で達成できなかったりしていたら、、少し悩みましょう(笑)。
そして、まずは行動しましょう。行動することで予想以上に早く解決しますし、目標も達成します。

教えてくれたのは…
谷戸康洋先生
器械体操でインターハイ、国体に出場した経験を持つ。2006年、whitebirch yoga groupを設立し、2012年に自身のスタジオ「fika」を山梨県にオープン。全国のイベントやワークショップでも指導を行う。ヨガジャーナル日本版連載「漫画で読むヨガ哲学」を監修。

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