イライラ・乾燥・生理痛・更年期対策に!自分を大切にすることにつながる、アーユルヴェーダ的腟ケア

 イライラ・乾燥・生理痛・更年期対策に!自分を大切にすることにつながる、アーユルヴェーダ的腟ケア
Mami Nagata
永田舞美
永田舞美
2024-11-08

アーユルヴェーダでは、体内のバランスを整えることは、心と身体の健康に不可欠だと考えられています。現代の生活では、日々の忙しさやストレスによって、心と身体のバランスが乱れやすく、その中でも特に、女性の健康は、ホルモンバランスのゆらぎにより、月経や更年期などのライフステージに伴う体調変化によって、影響を受けやすいです。これらの時期に感じやすいイライラや、乾燥、体調不良をケアする方法の一つにフェミニンケアがあります。今回は、身体だけでなく心にも作用する腟ケアについてお話していきます。

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フェミニンケアとは

女性の健康をサポートするためのケア全般のことを言います。 女性特有の月経やPMS、更年期症状を和らげるために大切なケアです。特に腟ケアは、尿漏れや、便秘、性交痛、冷え、乾燥、イライラ、不眠などの症状を整え、生活の質を高めてくれるとされています。腟ケアを生活に取り入れていくことは、デリケートゾーンの健康を保つだけでなく、身体全体のエネルギーを整え、心身にポジティブな影響をもたらすのです。

女性ホルモンバランスを乱す原因

現代の女性は、忙しい日々を過ごし、ストレスを抱えながら過ごしている人が多いです。女性ホルモンのバランスは、こういった忙しい日々を過ごすことで崩れやすく、さらにブルーライトや便利な食事によって、体内の自然なバランスが乱れると考えられています。現代を過ごす私たちは、これらを完全に排除することは難しいため、生活習慣を見直しつつ、腟ケアを取り入れて、ホルモンのバランスを整えていきましょう。 

アーユルヴェーダで膣ケア?!

アーユルヴェーダでは、「身体中にある穴は常に潤しておくこと」とされています。鼻や口と同じように、腟も粘膜のため、乾燥させてはいけません。腟周りが乾燥すると、生理痛や更年期の症状が重たくなると考えられているからです。腟の経皮吸収率は、二の腕の42倍!そのため、腟を潤すことで身体全体に潤いを与えると考えられています。

腟ケアにはごま油

腟の湿いを保つために、ごま油を使ったオイルケアがおすすめされています。ごま油は肌への浸透力が高く、保湿力や身体を温めることに優れ、筋肉を柔らかくし、デトックスやアンチエイジングにも効果的です。使うオイルは、スーパーに売っている大白ごま油!買ってきたものを一度100度まで熱し、保存瓶に入れて準備をします。腟は繊細な部分なので、化学物質など入っているものは控え、ナチュラルなものを選ぶようにしましょう。

【HOW TO】

①使う前に瓶ごとオイルを温める
②温めたごま油をコットンに浸し、デリケートゾーンの外側に優しく塗布
・お風呂上がりの肌が柔らかいときがおすすめ
・生理中は避ける
・慣れてきたら、オイルを手に塗布をし、マッサージをしてあげることがおすすめ

 

 

腟ケアを日々の生活に取り入れることは、つい忘れてしまいがちな『自分を大切にする』ことへ繋がります。ストレスやイライラ、不安などのホルモンバランスの乱れが改善されることで、心身を癒し、毎日の生活がさらに充実したものになります。アーユルヴェーダの知恵を生かした膣ケアを取り入れ、ホルモンバランスを整え、より豊かな毎日を送りましょう。

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永田舞美

永田舞美

ヨガ・アーユルヴェーダ講師 金融営業職に没頭する中で、ヨガとアーユルヴェーダに出会う。10代から悩みが絶えず、自律神経の不調だらけの自分が好きになれずにいた時期が長かった。自分の本質を知り、身体と心の心地よさに 意識を向けて日々生活するようになってから、本来の自分でイキイキと過ごせていることを実感。 この経験から、現代の生活に生きるヨガとアーユルヴェーダを伝え、「本来の自分を取り戻し、心地よく過ごす」ことをテーマに2021年10月に独立。1年間で約200名にアーユルヴェーダを指導。ヨガフェスタ2021への出演や、ヨガモデルとしての実績もある。 ヨガ&アーユルヴェーダ朝活コミュニティの運営、アーユルヴェーダ講座、ライフスタイルカウンセリングの他、全国各地でリトリートイベントを企画主催。



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