四角いお尻は筋肉が硬いせい!〈野暮ったい後ろ姿から卒業〉夏こそやりたいお尻のこり解消ストレッチ
年々お尻が四角くなって後ろ姿が野暮ったくなった気がする…。その原因は実はお尻の筋肉が硬くなっているからかもしれません。今回は暑い時期でも無理なくできるお尻の凝り解消ストレッチをご紹介します。
後ろ姿が野暮ったく見えるのはお尻のせい?
体重が増えたわけではないのにお尻まわりの脂肪がついた気がする、お尻の形が四角くなっているかもしれない、以前は履けていたデニムがきつい、年々後ろ姿が野暮ったくなってきた…。実はこれらすべてに関わっているのはお尻の筋肉の硬さです。
お尻の中でも特に大きい大殿筋は、歩く・走る・登るといった動作の際に使われる筋肉で、学生の頃などは通学や体育の授業などを通して大殿筋を頻繁に動かしていましたが、大人になると運動する機会が減り、動かす機会が減ってきます。
動かなくなるだけならまだしも、ひたすら座っている時間が長いもしくは立ちっぱなしが続くなど極端な負荷がかかることも多く、こういったことが継続することでお尻の筋肉はどんどん硬く凝り固まっていきます。
お尻の筋肉が硬くなるデメリット
お尻の筋肉が硬くなるデメリットはいくつかありますが、一つは腰に痛みを感じやすくなります。腰痛の原因としてデスクワークが続いているから腰に負担がかかってるパターンをイメージする人は多いと思いますが、実は座りすぎ立ちすぎが続くことによってお尻の筋肉が硬くなり腰が痛くなるパターンもあります。
直接的に腰に負担がかかっていることは分かっていても、腰痛の原因がお尻の筋肉おの硬さだと知っている方は少ないため、多くの人は腰まわりをほぐす緩めるなどをして解消しようとします。しかし、それでもなかなか治らない、ずっと痛い重いという場合はお尻まわりをほぐすことで楽になる場合もあります。
腰の痛み以外にも、お尻の筋肉が硬くなることで血行が滞りやすくなりお尻が冷え、その結果脂肪がつきやすくなります。年齢を重ねると後ろ姿やパンツスタイルがしっくりこなくなる理由の一つはこういった部分が考えられます。
野暮ったい後ろ姿から卒業!お尻の凝り解消ストレッチ
お尻の凝りを解消すれば腰痛からも野暮ったい後ろ姿からも解消されることは分かっていても、この暑すぎる夏に「歩く習慣をつけましょう!」「運動を意識しましょう!」と言われても正直やる気が起こらないと思います。現実的ではありません。
暑い時期は無理して外で運動したり激しい動きを取り入れたエクササイズをするよりもご自宅でできるストレッチを行って、少しでも硬さを和らげるようにしましょう。
<やり方>
1)マットの上でプランクになります
2)左足を両手の間に置きます
3)右腕を自分に対して平行になるようにし、右肘~手の平をマットに下ろしていきます
4)左のお尻まわりの伸びを感じて、3呼吸ほどキープします
5)反対側も同様に行いましょう
暑い時期は涼しい室内でできることを
暑くてなかなか運動ができなかったり体が動かせなかったりすると、どうしても全身のだるさや重さ、やる気がなかなか出ないといった状況に陥りやすいです。
そうならないためにも、暑い時期はご自宅でできることをあれこれ試してみる時間にしてみましょう。少しやっただけでも全身スッキリしますのでおすすめです。負荷が高過ぎても続けられないので、今日できるところまででOKです。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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