ヨガ哲学をもっと身近に!ヨガの教え「プラティアハーラ」とは

 ヨガ哲学をもっと身近に!ヨガの教え「プラティアハーラ」とは
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須藤玲子
須藤玲子
2018-10-22
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ポーズ中の内観

レッスン中も、鏡の中の自分やポーズの形に意識を向けるのではなく、自分を内観する練習をしてみましょう。その際、沸き起こる感情を無視して押さえつけるのではなく、冷静かつ客観的に捉えましょう。意識が外側にそれてしまっても、また戻せば良いのです。この繰り返しが周りに左右されないブレない軸を作ることにつながっていくのです。集中して安定したポーズがとれるようになるでしょう。

人生における内観

人生にはいろいろなことが起こります。どう対応したらいいかわからないこと、予期せぬ出来事も起こります。ここでもまずは内観!客観的に物事を捉え、起きたことを冷静に受け止める練習をしましょう。渦中にいると見えないことも、少しの距離を置くことで見えるようになり、本当に必要なことに気づくことができるかもしれません。周りの何か、誰かに依存して執着することも減り、イライラ、モヤモヤとした感情もきっと軽減されるはず!

内観することは自分を大切にすること

多くの人は、内観することで今まで気づくことができなかったことに意識が向き、小さな気づきにもきちんと反応できるようになります。そのため、感覚が繊細に研ぎ澄まされ、時には苦しさを感じることもあるでしょう。今まで無理をしてがんばりすぎたこと、ちょっとした矛盾に気づくことから生まれる苦悩であり、自分を大切にすることにつながる大切な一歩です。焦らず、不安を抱かず、冷静に受け止めてあげましょう!ヨガを学び、実践していく過程で、身体や心に優しいナチュラルなものを好んで選ぶようになる人が多くみられます。これもきっと自分を大切にするための自然な流れなのかもしれません。

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