Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/6月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
12星座共通の、今月の星まわり
6月3日に、拡大と保護の星・木星と変容の星・冥王星が調和。思考や伝達の星・水星がふたご座へ
5月20日に太陽が、24日に愛と美の星・金星が、26日に拡大と保護の星・木星がふたご座に入っています。そのにぎやかになったふたご座に、6月3日、思考や伝達の星・水星も入ります。水星は、ふたご座の守護星。コミュニケーションが活発になり、多くの人が意見を交わし、おしゃべりを楽しむときです。たくさんのアイデアが生まれてきそうです。この日の朝にはふたご座の拡大と保護の星・木星とみずがめ座の変容の星・冥王星が調和します。新しいネットワークが生まれていくときです。
行動や戦いの星・火星が6月9日におうし座に
5月20日に太陽が、24日に金星が、26日に木星が去ったおうし座には自立や変革の星・天王星だけが残っています。愛やチャンスの流れがいったん落ち着き、これこそが自分のやりたいことだと決意もテーマも新たになったなかで、6月9日、行動や戦いの星・火星がおうし座に入ります。やりたいことについて、粘り強くチャレンジしていくことが大切に。
太陽、金星、木星、水星もあるなか、6月6日にふたご座で新月が
太陽、金星、木星、水星が滞在し、俄然にぎやかになったふたご座で、6月6日、新月があります。5月下旬から、伝えたい気持ちが高まってきたことに関して、ここで告げられることもあるでしょう。表面的な考えではなく、ハートに目を向けることも大切。すると、本当に伝えたいことが何なのか、見えてくると思います。
6月17日には水星、金星がかに座に入り、モードが変わる
パーソナルな天体である水星、金星がふたご座を抜け、かに座に入るのが6月17日のこと。開放的にコミュニケーションを図っていた人たちも、急に内向きに。防衛的になり、身びいきになっていくかもしれません。
6月21日に太陽がかに座に22日にやぎ座で満月が
太陽がかに座に入るタイミングは夏至でもあります。疲れが出てくる頃でもありますが、今年の場合はすぐに反対側のやぎ座で満月があるので、やらなくてはならないことも出てきそうです。休みたいと思いつつも、社会的な自分もがんばる、そんなタイミングかもしれません。
6月30日にうお座では現実化とルールの星・土星が「逆行」
現実化とルールの星・土星は形づくる性質をもちますが、「逆行」すると、それがノロノロとしか進まないところが出てきます。6月30日からプロジェクトが停滞したり、返事が来なかったりということも。思いどおりにいかないことが多くても、イライラしないこと。穏やかに、「時が来るのを待つ」姿勢が必要になるでしょう。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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