〈いかり肩の人は損してる〉首が長く見え、デコルテがきれいになる「脇腹エクササイズ」
緊張やコリで無意識に肩が上がったままになっていませんか?肩が上がったままで過ごしていると、肩こりが助長されるだけでなく、首が短く見えたり、頭が大きく見えてスタイルダウンしてしまいます。そこで今日は肩甲骨から肩を下げてデコルテが綺麗になるエクササイズを紹介します。これからの季節に向けて、デコルテからスタイルアップしていきましょう。
肩を下げるには「脇腹」がポイント
緊張やコリで無意識に肩が上がったままになっていませんか。下げようとしても、「あれ?私の肩はこれ以上動かせない」とまるで肩が固まってしまっているかのような感覚になっていませんか。常に肩が上がった状態でいると、肩を下げるための筋肉が硬くなります。その状態で、肩の関節や肩甲骨を動かしても変化を感じられません。肩を下げるための筋肉にしっかりと刺激を入れる必要があります。
今回エクササイズしたい肩を下げるための筋肉は、脇の下の「前鋸筋」から体側の「腹斜筋」です。肩自体を下げる感覚が乏しくなっているので、脇腹から伸び縮みさせて段々と肩を下げる感覚を出していきます。エクササイズをしている時は、脇腹の「伸び縮み」の感覚があるかどうかを確認しながら行ってください。そして、できてもできなくても「肩を下げよう」とする意識を持って行いましょう。
脇の下〜脇腹の筋肉は肩甲骨の下の部分に繋がっているため、エクササイズを行っていくと次第に肩を下げる感覚も戻ってきます。筋肉や関節は1つだけで動くことはなく、連動して動いています。体の繋がりを感じてエクササイズしてみてください。
いかり肩必見!肩甲骨から肩を下げる!デコルテが綺麗になる「脇腹エクササイズ」
1)立ち膝になります
太もも1本分空けてください。付け根は伸ばし、お尻に力を入れると体勢が安定します。手を頭の後ろへセットします。
2)脇腹エクササイズ
息を吐きながら、片手を下ろして脇腹を縮めます。肩を下げる意識を忘れずに。反対側の脇腹が伸びているのを確認しましょう。
3)姿勢を戻す
息を吸って姿勢を戻します。毎回良い姿勢になるように意識してこの姿勢に戻ってきてください。反対側も行います。左右20回連続で行ってください。
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AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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