緊張や不安でガチガチになった体を優しくほぐす。呼吸を深める胸&肩甲骨ほぐし

 緊張や不安でガチガチになった体を優しくほぐす。呼吸を深める胸&肩甲骨ほぐし
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mai
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2024-04-26

新年度が始まり新生活に緊張や不安感を感じている方はいませんか?人は緊張状態の時、呼吸が浅くなり、時にはしばらく呼吸が止まってしまうこともあります。冬の縮こまった姿勢のままでは深い呼吸をしづらいです。今回御所jかいするエクササイズで体をほぐして、心もほぐしていきましょう。

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呼吸が浅くなる原因 〜感情と身体の関係〜

呼吸は普段無意識に繰り返されていますが、これは呼吸が自律神経によって司られているためです。自律神経はやる気を起こしたり緊張や不安な時に優位に働く交感神経と、リラックスしたり睡眠時に優位に働く副交感神経の2つあり、この2つの神経が身体の様々なバランスを取っています。しかし、緊張や不安感を感じたりストレスがかかると自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になり過ぎて呼吸が浅くなってしまうのです。

姿勢も呼吸に大きな影響があります。冬の寒い時期に背中が丸まったままだった方は猫背や巻き肩などによる姿勢不良が続木、胸やお腹が縮こまり、呼吸に使われる筋肉(呼吸筋)が硬くなっている可能性があります。筋肉が硬くなると肺を大きく膨らませることができず、呼吸は浅くなりがちです。また、何か恐怖を感じた時など、身体を丸めて身を守るような体勢になりますよね。緊張や不安を感じている時も同じように身体が丸まりやすく、この時、呼吸は早く浅くなり、気づかぬうちに呼吸が止まっていることもあります。

反対に気分の良い時や安心してリラックスしている時は、胸が開き、身体もどっしりと構えられる感覚があります。そして呼吸もゆったりと深い呼吸をしています。先ほどお伝えした、感情と身体の関係を逆に利用して、胸を開いて深い呼吸をすることで緊張や不安感を手放すことができます。

呼吸を深める胸&肩甲骨ほぐし

今回お伝えするのは、呼吸に合わせながら胸を開いて、深い呼吸ができるようになるストレッチです。猫背や巻き肩を改善しながら、硬くなった胸を緩めて、呼吸を深めることで副交感神経を優位にし、リラックスした状態を作ります。新しい季節に新生活が始まり緊張が続いていた方はぜひやってみてください。心地良い呼吸で過ごせるようになると思いますよ。

<やり方>

1)マットや床に安定して座る

呼吸1
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2)両手をお尻の横へ下ろし、左手に体重をかける

呼吸2
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3)息を吸いながら、右手を前から円を描くように回し上げる。肩を後ろに引いて胸を開く

呼吸3
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4)息を吐きながら、右手遠くを通しながら回し下ろす。床に手のひらを近づけて、背中を伸ばす

5)息を吸いながら回し上げて、息を吐きながら回し下ろす動きをゆっくりと5回繰り返す

6)反対側も行う

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。LAUGHTER主宰ヨガライフスタイリスト/RYT500/ナチュラルビューティスタイリスト



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