Sayaの星占い(おとめ座)/2月の運勢【過度な集中を手放し、さまざまなことに取り組んでいく】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
おとめ座/2月の運勢
過度な集中を手放し、さまざまなことに取り組んでいく
おとめ座さんにとっての「ルーティンワークや日常生活」の部屋には1月20日に守護星の太陽が、21日に変容の星・冥王星が入りました。2月5日に守護星の思考や伝達の星・水星が、13日に行動や戦いの星・火星が、17日に愛と美の星・金星もこの部屋へ。この間、10日にはこの部屋で新月も。占星術で使われるおもな天体が10あるうち、太陽、冥王星、水星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋に揃い、月もやってきて新月が起こったうえで、火星、金星が入ります。生活や仕事のパターンが大きく変わりそうな時期です。
冥王星はそれ以前、おとめ座さんにとっての「恋愛や創造、子ども」の部屋にあったので、以前は、ひとつの専門分野やひとつのことに熱心に取り組んでいたかもしれません。プライベートでも恋愛でがんばりすぎたり、子どもの教育に熱中したり、過度に集中するところがあったはず。でも、今後は、もうちょっと自由になってもよさそうです。大きなこと、メインの柱となるものばかりでなく、さまざまなことに分散して取り組む流れが来ています。
そんななか、19日には太陽が、23日には金星が「人間関係」の部屋へ。ここには現実化とルールの星・土星、境界を溶かす星・海王星も滞在しているので、このところ不信感を抱いていた人との間も落ち着いてきそうです。24日にはおとめ座で満月も。相手との間で穏やかな時間が流れるなかで、あなたの気持ちも定まってくることでしょう。
月がおとめ座にあるのは2月24日から26日にかけて
満月を挟み、効率よく仕事ができそう。カオスに引きずられず、自分のペースを大切に。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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