がん患者のアピアランス支援を行う「シリラ」から宝石のような輝きが楽しめるマグジェルネイルが登場
指先は、自分自身の目に入ることも多く、モチベーションをあげたり、気分を変えたりしたいときに、ネイルを楽しみたくなります。ただ、カラーネイルは、何らかの負担を爪にかけることが多いのが悩みのひとつ。どうすれば爪を傷つけず、美しさを保つことができるのかということを、既存の常識にとらわれずに開発を行っているのが「シリラ」です。そのシリラから、マグジェルが新登場しました。
爪にやさしく環境にも配慮した「cirila」のマグジェルの魅力とは
爪へのやさしさを追求した「cirila(シリラ)」のネイルポリッシュは、うるおいを与えながらジェルネイルのような仕上がるのが特長。シアバターを配合することでうるおいを保ちながら速乾性にも優れ、爪を健やかに保ちます。フェアトレードの原料から生まれるため、使うことで社会貢献にもつながります。そんな既存のネイルポリッシュも魅力的ではありますが、2024年1月11日に新発売された「マグジェルシリーズ」が気になります。
マグジェル(マグネットネイル)とは、磁力に反応するマグネットタイプのパウダーを配合したカラージェルの総称です。ジェルを塗って硬化させる前に、マグネットスティックなどの磁力を近づけることで、簡単に宝石のような奥行きのあるデザインを作ることができるとのこと。近づけ方を変えることで、さまざまな模様を演出できます。昔、理科の実験で砂鉄を、ガラスなど磁力を通す透明のケースで覆い、磁石を近づけて絵を描いたイメージに近いかもしれません。シリラでは、最高級の超微粒マグネットパウダーを使用することで、派手になりやすいマグネットカラーを上品に仕上げ、ベースカラーに合わせたパウダー自体の色調整も行い、より宝石のような奥行きある輝きを実現しています。
第一弾として登場したのは、アラ、クラウン、ノヴァ、スフェーンの4色。マグネットスティックを近づけず、そのまま硬化させてもきらめきの発色を楽しめますが、爪の周囲に、または爪の根元からグラデーションに、対角部分にスティックを近づけるなど、1つのカラーでさまざまなニュアンスを表現することができます。
玉虫色のトップコートで、角度によってニュアンスが変わるネイルなども使ったことがありますが、このタイプは初めて知りました。硬化するまで修正もできるため、焦らずいろいろ試せますね。
シリラを使うことでがん患者のアピアランスケアの支援にも
抗ガン剤によって皮膚の一部である爪の成長にも影響を及ぼすということをご存知ですか?爪が黒くなるなどの変色を起こす事もあります。指先は、鏡がなくても目に入ります。そのため、心のケアとしてもアピアランスケアが大切だとシリラでは考えています。そこで、シリラでは、2023年2月から全国のがん患者アピアランス・サポート活動を開始し、シリラ全製品の売り上げ1%相当のシアポリッシュ寄付を中心に、検診受診率向上イベントでのシアポリッシュのギフティングやネイルレッスンも行っています。寄付されたシアポリッシュは、抗がん剤治療を行っている医療機関などを通じて、通院、入院中のがん患者のみなさまに届けられます。入院中は、おしゃれしてお出かけするわけではありませんが、目に入る自分のネイルが華やかに彩られていたら気分が少しでも明るくなるのではないでしょうか。
シリラは、『大切な人とたくさんステキな時間を過ごして欲しい』と、幼少期に母親のように慕っていた叔母を乳がんで亡くしたシリラ創設者の思いがこもったブランドです。自分自身が美しくなるために自身を傷つける必要はないという考えのもと、健やかな美しさを手に入れたいと願う人々のために爪も肌も傷つけないミニマルで最先端のネイルケアを展開しています。美しくなるために自分を傷つけるつもりでなくても、肌などに負担をかけていたこともあるかもしれないと改めて振り返る機会にもなりました。シリラを使うことで、健やかな爪で過ごせ、支援にもなるなら指先のおしゃれが今まで以上に楽しみたくなりました。
AUTHOR
林ゆり
ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。 関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育つ。LOHASを実践しながら、ファッション、コスメ、食べ物など、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてライフスタイルマガジンやブログで発信中。
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