知らないと損する?!【キウイ】は色によって効果が違う!管理栄養士が教えるキウイの賢い選び方

 知らないと損する?!【キウイ】は色によって効果が違う!管理栄養士が教えるキウイの賢い選び方
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キウイは、グリーンやゴールド、レッドなど種類が様々。同じ栄養素で、効果が同じだと思っていませんか?

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1.腸活にはどれが効果的?

グリーンキウイ
photo AC

食物繊維豊富なグリーンキウイ

食物繊維は、果物の中でもトップクラス!ゴールデンキウイの2倍もあります。食物繊維には、水溶性と不溶性のバランスがあり、グリーンキウイは理想的。クーラーの中や冷たい飲み物を飲むことが多い夏、腸内環境が悪化します。そんな時、食物繊維を摂ることで便秘防止や腸活に働き、腸内環境を整えます。

効果をあげる食べ合わせ

・グリーンキウイ×甘酒…食物繊維と善玉菌を増やす発酵食品。食物繊維ペクチンは、便秘の時は便を柔らかくし、ゆるい時は腸管粘膜を守ります。善玉菌を増やし腸内環境を改善
・グリーンキウイ×はちみつ…食物繊維と善玉菌のエサになるはちみつにはオリゴ糖が豊富。腸活のために必要な善玉菌のエサを作り腸内を整え便秘解消

2.美肌目的には、どのキウイがいいの?

ゴールデンキウイ
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ビタミンc豊富なゴールデンキウイ

ビタミンCがレモンの1.7倍!グリーンキウイの2倍あり、紫外線からお肌を守りシミ予防になります。年々減るコラーゲンを作る材料としても欠かせません。紫外線に当たった日は選びたいキウイです。

効果をあげる食べ合わせ

・ゴールデンキウイ×チーズ…シミや紫外線からお肌を守るビタミンCと粘膜や皮膚の健康を守りお肌にハリを与えるビタミンA。抗酸化物質同士を合わせて美肌作用の相乗効果
・ゴールデンキウイ×くるみ…ビタミンCと血行促進のビタミンE。黄くすみやシミ、そばかすの解消
・ゴールデンキウイ×サーモン…ビタミンCと紫外線ダメージを軽減するアスタキサンチン。紫外線ストレスによって起こる肌トラブルや紫外線によってできるシミを改善

3.アンチエイジング目的に最適なキウイは?

レッドキウイ
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アントシアニン豊富なレッドキウイ

赤い色素アントシアニンはレッドにしかありません。体の中で活性酸素の増加を抑え、加齢から体を守る作用があります。活性酸素は、体をサビさせ、老化を加速させていきます。活性酸素を抑えアンチエイジングしたい時に選びましょう。

効果をあげる食べ合わせ

・レッドキウイ×黄パプリカ…アントシアニンとスマなどブルーライトから目を保護するルテイン。目はストレスで活性酸素を発生し、眼病になります。併せることで目の老化防止
・レッドキウイ×アボカド…アントシアニンと血管の健康を守るビタミンE。血管で脂質が酸化されると、詰まり血管疾患になる場合があります。脂質の酸化を守り抗酸化作用で血管年齢を下げ、血管はしなやかに改善

それぞれの色によって、多い栄養素や組み合わせの効果が変わります。美容と健康維持のために、効果によって選んで食べる!おススメします。

【参考文献】
J-GLOBAL
Zespri

ライター/美容栄養士 Keiko
管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師  15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、摂る栄養素や組み合わせをとことん“美”にこだわりインナーケアする美容食で、体の中の細胞を目覚めさせ、整え、キレイにしていきます。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えしたいです。
Instagram:@beauty.diet_keiko

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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