Sayaの星占い(やぎ座)/7月の運勢【やぎ座の満月で、本能的に求めているものが明らかに】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
やぎ座/7月の運勢
やぎ座の満月で、本能的に求めているものが明らかに
7月という月は、やぎ座さんにとって、大きな転機となる可能性を秘めています。と言うのも、3月24日にやぎ座を去った変容の星・冥王星は、2008年から2023年の3月24日までやぎ座に滞在し、いったん去ったあと、6月11日にやぎ座に戻ってきていますが、自分の星座での満月は、たいていの場合、年に一度。2008年以来の冥王星のやぎ座滞在で起こる、最後のやぎ座の満月となるわけです。やぎ座さんが本能的に求めているものが明らかになるときです。
愛と美の星・金星、行動や戦いの星・火星は、「潜在意識」の部屋に入っているので、自分らしくありたいという気持ちもとても強いでしょう。一方、「居場所」の部屋では7月1日に境界を溶かす星・海王星も「逆行」をスタート。ここでは守護星の現実化とルールの星・土星もすでに「逆行」。あなたを取り巻く環境において、自分が浮き上がっているように感じるかも。
10日から11日にかけては火星、水星が移動します。火星は「ステップアップ」の部屋に入るので、将来の計画を立てて。18日の新月からはドラゴンヘッド(太陽の軌道と月の軌道の交点)も移動し、23日には金星も「逆行」を開始します。がんばることにも疲れ、誰かに甘えたり、思い切り自己表現をしたり。自分を解放したくなりそう。
やぎ座に月があるのは 3日から5日にかけてと30日から8月1日にかけて
成功や達成を目指してきたけれど、本当に欲しいものは何なのか、胸に問うてみて。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く