Sayaの星占い（みずがめ座）／3～8月の運勢【新しい環境に飛び込みたくなる。経済的な悩みも】

2023年3～8月のみずがめ座のあなた

新しい環境に飛び込みたくなる。人間関係は楽しい反面、経済的な悩みも

　みずがめ座さんにとって、3月7日に現実化とルールの星・土星が頭上を去り、24日に変容の星・冥王星がやってくる、2023年3月というタイミングは、人生の変化を如実に感じることになりそうです。2020年から足かけ3年にわたって、みずがめ座に滞在していた土星によって、みずがめ座さんがこれまで目指していたライフスタイル、ワーキングスタイルはごく一般的になったかもしれません。たとえば、フリーランスで働くとか、一箇所に縛られない他拠点であるとか、テレワークであるとかです。ただ、こうした合理的な価値観というものが、冥王星がみずがめ座に入ると、さらに極限まで強まっていく可能性があります。さすがのみずがめ座さんであっても、「ここまでしなくてもいいかな」と思うほどに、世の中から無駄が排除されていってしまうようなとき。

　そんななか、春分前後からは新しい環境に飛び込むみずがめ座さんも多いかも。今までの場所で締め付けが厳しくなったと感じる人ほど、新しい選択をしたくなりそう。4月20日には「環境や伝達」の部屋で新月＆日食があることから、悩んでいた人でも、ここでは新しい選択に振り切れる可能性があるでしょう。ただ、21日からは思考や伝達の星・水星も「逆行」し、居場所についてはおおいに悩むことになるかもしれません。

　5月6日の満月＆月食ではあなたのカリスマ性が発揮されやすいでしょう。人生の新たな選択をすることになるかもしれません。そして、15日に水星が「順行」し、17日に拡大と保護の星・木星が「居場所」の部屋に入ると、引っ越しをするなど、居場所についてはとてもよい流れが感じられます。21日からは行動や戦いの星・火星が「人間関係」の部屋へ。かなりセルフィッシュな人が出現することもありそうです。

　また6月に入ると、5日に愛と美の星・金星もこの部屋へ。10月9日まで「逆行」しながら滞在するので、ワガママな人に振りまわされながらも、それなりに楽しくやれそうです。11日には3月にみずがめ座にやってきた冥王星が一時的にひとつ前の部屋に戻ることになります。来年の1月21日に戻ってきますが、新しい時代が本格的に到来する来年に向けて、今年後半、準備をしていきたいですね。18日からは土星が「経済や豊かさ」の部屋で「逆行」を始めます。3月にこの部屋に土星が入って以来の、経済的な停滞と向き合う必要が出てきそうですが、これまで作ってきた基盤があれば、乗り切れるはずです。

　7月1日からは境界を溶かす星・海王星も、この部屋で「逆行」。この頃は、お金の問題が出やすいでしょう。新しい環境を求める傾向は、18日頃から顕著に。23日からは金星が「逆行」し、人間関係では揉めがちになりそうですが、8月2日にはみずがめ座で満月があります。あなた自身が気持ちを定めることで、よい関係へと変化していけそうです。

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占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami