Sayaの星占い（やぎ座）／3～8月の運勢【冥王星がやぎ座を去る。自然な流れにまかせて】

2023年3～8月のやぎ座のあなた

冥王星がやぎ座を去る。コントロールを手放し、自然な流れにまかせて

　現実化とルールの星・土星、変容の星・冥王星が動く2023年3月という月は、誰にとっても大きなタイミングですが、守護星が土星で、さらに冥王星が頭上に14〜15年も滞在していたやぎ座さんにとっては、とても大きなシフトを感じそうなタイミングです（守護星が冥王星であるさそり座さん、冥王星が入るみずがめ座さんと1、2を争うという感じです）。ドラマティックな人生の変化があった人も多いはずです。

　まず土星は、「経済や豊かさ」の部屋を去り、「環境や伝達」の部屋に入りますが、冥王星は、「経済や豊かさ」の部屋に入ります。パンデミックの間に取り組んできたプロジェクトに関して、地ならしは終わるのですが、たとえば、あまり経費をかけないように締め付けが厳しくなる等、さまざまな問題が今後、起こってくる可能性が。どうやって発信し、広報して数字を取ったらいいかも考えることになりそう。また3月25日には行動や戦いの星・火星が「人間関係」の部屋に。あなたに対して、感情をむき出しにしてくる人もいるかも。多くの人の守りの意識が強くなるので、コントロールを難しく感じることもあるでしょう。

　この間、春分前後からは、居場所の問題も出てきていたかもしれません。その問題に関しては、4月20日の新月＆日食の頃から解決の兆しが出てきそうです。ただ21日からは思考や伝達の星・水星が「逆行」し、考えないといけないことも多いかも。

　5月に入ると、6日に「仲間や未来」の部屋で満月＆月食が。このタイミングでは友人へのジェラシーを感じてしまうこともあるかも。でも、7日からは人気運があり、17日には拡大と保護の星・木星が「恋愛や創造、子ども」の部屋へ。これから1年、新しい恋もやってくるかもしれません。また、子どもと一緒に留学するといった、思い切った挑戦もいいですね。少しコントロールを手放し、自然な流れにまかせてみましょう。

　そんな傾向は、6月5日頃から、さらに高まっていきそう。まだ内心、考えているだけだとしても、何か自己表現をしたい気持ちになるでしょう。ただ、11日には3月にやぎ座の頭上を去ったはずの冥王星が戻ってきます。最後の力を振り絞って、やりたいことがあるのかもしれません。この頃からは仕事もかなり忙しくなっていきそうです。ただ18日からは守護星の土星が「逆行」し、発信の問題は停滞しがちかもしれません。

　7月3日にやぎ座で満月が。この頃から、やるべき方向について、心が決まってくるはず。そして、10日頃から、火星が「ステップアップ」の部屋に入ると、やりたいことが具体的な形になっていきそうです。内心でイメージを温め、それを形にして、という繰り返しのなかで、7月が過ぎていきそう。23日からは愛と美の星・金星の「逆行」があるので、自分らしさを大切にすることで、フラストレーションを避けられるはず。8月は、さらに進むべき方向について、じっくり考えていくことが大切に。

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占い・文／Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』（1540円/集英社）が好評発売中。

イラスト／maegamimami