Sayaの星占い(みずがめ座)/3月の運勢【土星が去り、冥王星が訪れる。ドラマティックなひと月】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
みずがめ座/3月の運勢
土星が去り、冥王星が訪れる。ドラマティックなひと月
思考や伝達の星・水星は3日に、現実化とルールの星・土星は7日にみずがめ座を去り、「経済や豊かさ」の部屋に。水星は、土星の先鞭をつけるかのように、19日まで、この部屋に滞在しますが、境界を溶かす星・海王星も長く滞在しているので、経済的な不安が大きくなることも。ただ、土星は足かけ3年、みずがめ座に滞在していたので、土星が去ることで、ひととき、肩の荷を下ろせる感覚が。ただ、今までの仕事はピークを迎えた面もあり、これから新しい価値を創らないといけなくなるのです。
17日に愛と美の星・金星が「居場所」の部屋に入ると、引っ越して、気分を変えたくなりそう。大断捨離をしたくなることも。この3年、ステイホーム中心のなかで溜まったものを一気に放出したくなるかも。19日に水星が、21日の春分に太陽が、「環境や伝達」の部屋へ入ると、拡大と保護の星・木星も滞在するなか、22日のこの部屋の新月からは、さらに環境を変えたくなりそう。
そのうえで、変容の星・冥王星が24日にみずがめ座へ。14〜15年ぶりの移動になり、しかも自分の星座にやってくるので、インパクトはかなりのもの。今後、信じていた世界が変わるような感覚も。さらに、25日には行動や戦いの星・火星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋へとやってきます。守りの意識がアップしそうです。
みずがめ座に月があるのは17日から20日にかけて
春分前でわさわさした時期。環境や暮らしを一新したい気持ちに襲われるとき。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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