ミツバチの未来と、蜂蜜のある暮らしと、私たちの肌を守る「ハニーロア」の使命。

 ミツバチの未来と、蜂蜜のある暮らしと、私たちの肌を守る「ハニーロア」の使命。
ハニーロア
横山正美
横山正美
2023-01-31

美しくなることは、地球に優しいこと——これからの時代に必要なのはそんなポリシーだ。日々目まぐるしく変化する環境や世界情勢の中で、ビューティーに対するこれまでの価値観が大きく揺さぶられている現在。独自の美を創造することにいち早く乗り出した先駆者たちに聞く、ビューティービジネスと環境への取り組みとは。

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2019年8月の「ビジネスインサイダー」誌によると、2018年時点ですでにアメリカにおけるミツバチのコロニーの40%が消滅するなど、現在進行形でミツバチの減少が深刻化している。その背景には昨今の環境問題が大きく関わっているとされ、中でもハチと蝶はその煽りを受け、世界中のいたるところで絶滅の危機に瀕しているという。そんな過酷なミツバチの現状を救うべく、ここ日本で立ち上がったのがビューティブランド「ハニーロア」だ。ハチミツをメインにした化粧品を展開するのみならず、千葉県大多喜町の「はちぐみ養蜂場」を訪ね、“6月蜜“と“8月蜜“を販売するなど、ローンチ当初からブランド独自でこの問題と向き合い、様々な取り組みを続けている。そこで今回は、「ハニーロア」プロデューサーの吹附由里子氏に、ブランドの魅力と保護活動についてお話を伺った。

ミツバチの環境が侵されている現実を目にして

——昨今の世界的なトレンドとして、ミツバチや蜂蜜にフォーカスした化粧品も続々登場しています。その中でも「ハニーロア」はパイオニア的ブランドとしてローンチ以来根強い人気を誇っていますが、ブランド立ち上げのきっかけと経緯、そしてブランドを通じて伝えたいことを教えてください。

「ハニーロア」というブランドが立ち上がった背景には、私たちの“蜂蜜好き”という大きなモチベーションがありました。私たちは、養蜂場を訪ねるたびに養蜂の素晴らしさに気づかされ、その魅力に引き込まれて行きました。ですが一方で、ミツバチの暮らす様、働く様、蜂蜜のできる過程を知れば知るほど、環境悪化によってミツバチの環境も侵されている現実を知りました。そこで、ミツバチ、蜂蜜、環境を三位一体と捉えて蜂蜜の魅力とともに厳しい現実もお伝えし、偽りのない真実を多くの方に知って欲しいという思いから「ハニーロア」は誕生しました。

——化粧品と環境という視点から、ブランド独自でどのような取り組みをされていますか?

「ハニーロア」が取り組んでいる主要活動は、ミツバチが生息する日本の里山、森林の保護です。その理由としては、世界的に問題になっている「ミツバチロス」——つまり、環境悪化によってミツバチが巣に戻れず姿を消してしまうという現象があります。

ハニーロア
ミツバチの生息地である森林保護を目指して、ブランドをあげて寄付活動等多角的に取り組む。こちらは千葉県大多喜町のはちぐみ養蜂場にあるハニーロア専用の巣箱。

そこで、ミツバチのいない世界にならないよう、まずはできることから始めようと考えました。具体的な取り組みとしては、森林保護団体への売り上げの一部の寄付や、紙やプラなどの削減、そしてリサイクル可能なガラスを積極的に取り入れたり、ノベルティにおいてもリサイクルポリエステルやフェアトレード品を使うなど、独自のSDGsに取り組んでいます。

——化粧品開発上成分的に環境に配慮していることはなんでしょうか?

ここ数年は特にオーガニック原料や、廃棄原料のリノベーションで生まれたアップサイクル原料の使用に力を入れています。同時に、オーガニックへの理解を深めることで環境問題への意識を高めたいと考え、店舗スタイリストの教育では、特にオーガニックに関する正しい知識を持つことに注力しています。そして製品面では、今後エコサートコスモス認証品もさらに増やしていく予定です。

——化粧品開発の上で、どのような困難がありましたか?またそれをどう克服しましたか?

日本において蜂蜜はどうしても甘味料の域を出ません。確かに、蜂蜜は甘くて美味しいのですが、食用にとどまらない多角的な魅力の詰まった原料であることへの理解が進まない点は今も苦労しています。

ハニーロア
「ハニーロア」が取り扱っている養蜂場産直のハチミツ。こちらははちぐみさんの6月蜜と8月蜜。

例えば、ドイツのスーパーでは蜂蜜はナチュラル食品、オーガニック食品のコーナーにあるそうですが、日本のスーパーでは、蜂蜜はジャム売り場に置かれている状態です。美容にも効果のある蜂蜜の価値観を変えるのが「ハニーロア」の使命だと思っていますが、現時点ではまだ克服できていないのが残念ではあります。

——化粧品ブランドとしては御社が初、または他では絶対に見られないであろう環境への取り組みはありますか?

2022年8月から日本国内の養蜂家さんを訪ねて実際に養蜂を体験しながら、養蜂家のみなさんをサポートするコラボ企画「ビージャーナル」をスタートさせました。

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人の指にのる可愛らしいミツバチは、わずか1ヶ月の生涯をここで過ごす。
 
ハニーロア
はちぐみ養蜂場にて。ミツバチの巣箱と世話の様子。

これは、養蜂場に「ハニーロア」ブランドプロデューサーである私が自ら尋ね、記事を書き、お客様に知っていただきたいことを発信する、という活動です。ブランドの代表が自己完結するのは珍しいかもしれませんが、この記事を見ていただくことで、蜂蜜の本当の姿、養蜂の現場の空気感を疑似体験していただき、環境問題を見つめるきっかけになれば嬉しく思います。

ヨガするオールジェンダーにおすすめ製品

ハニーロア
マザークレイ ピンク 210g ¥3,080(税込)/ハニーロア 問い合わせ先:ハニーロアお客様相談室 0120-941-554

「肌のインナードライ対策のクレイパックで、毛穴や角質のお掃除ができるのと同時に、たっぷりの潤いをチャージしてくれる男女問わず人気の製品です。顔に塗ったままヨガやストレッチもできてしまうので、使い勝手も良い製品でもあります」と吹附さん。沖縄の海底に数百万年にわたり蓄積した極細粒子のミネラル豊かな“奇跡の天然海泥“とハチミツの極上のハーモニーが、肌にみずみずしい健康美をプラス。乾燥が気になる季節の必須アイテムだ。

ハニーロア
オーガニックナチュラルオイル(コスモスオーガニック)60ml ¥3,850(税込)/ハニーロア 問い合わせ先:ハニーロアお客様相談室 0120-941-554

「シャワーを浴びた後、手早くしっかりと保湿できるコスモスオーガニック認証取得オイルです。濡れた状態の肌でも、顔、体、髪等々マルチに活躍してくれるので、1本持っておくとかなり重宝します。特に寒い時期の乾燥対策にお勧めです」。アルガン、アーモンド、ひまわり、そしてオリーブ等6種類のオーガニック認定オイルを含む13種類の厳選植物油を、ブランド独自の絶妙なバランスでブレンド。素早く浸透するオイルだから、冬はもちろんオールシーズンマルチに使えるのがポイント。

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横山正美

横山正美

ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。



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